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国際政治・世界事情

595千葉9区:2009/05/19(火) 21:47:51
http://indonews.jp/2009/05/post-2547.html
【インド政治】第二次マンモハン・シン政権が誕生へ
 4月16日から5月13日まで、5日に亘って投票が行われた第15回連邦下院(ローク・サバー)選挙は、5月16日に開票が行われた結果、与党の国民会議派が現在の145議席から205議席に大きく議席数を拡大した。これにより会議派を中心とする連盟(UPA)が258議席を獲得したことから、引き続き政権を担当する見通しとなった。国民が会議派政権のこれまでの実績を評価した現れとなった。

 会議派運営委員会(CWC)は同日、マンモハン・シン首相を首班とする政権の樹立を決定した。UPAは過半数(272議席)にはまだ14議席不足するため、UPA以外からの支持を取り付ける必要があり、いくつかの選択肢が検討されているが、過半数獲得はまちがいないと見られている。

 一方、野党第1党のインド人民党(BJP)は議席を138から116に大きく減らした。また、左派共産党(CPIM)が43から16に、右派共産党が10から4に、ラルー・プラサード率いる民族ジャナタダル(RJD)も24から4に、ムラヤムシン・ヤダブの社会主義党(SP)も36から22へと夫々議席を減らした。

 議席を伸ばしたのは、西ベンガル州を基盤とする全印草の根会議派で、2から19に、ビハール州首相ニティーシュ・クマール率いるジャナタ・ダル(統一派)も8から20に議席を伸ばした。

 会議派はUP、ラージャスタン、マディアプラデシュで議席を大きく伸ばしたほか、アンドラ・プラデシュ、マハラシュトラでも善戦した。特にUP州では、ソニア・ガンジー総裁の長男、ラーフル・ガンジー党書記長が奮闘し、若い会議派のイメージを有権者に植え付けた。

 インド下院選挙は世界最大の規模を誇り、有権者数7億1400万人(前回より4300万人増加)、立候補者数は8,000人を超えた。

 会議派の選挙綱領からみると、経済分野では、統一税としてのGST税(Goods and Service Tax)は2010年4月からの導入、中小企業への支援、公営企業の維持、農業振興(含む農村インフラ改善)、貧困層への毎月25キロの米をキロ3ルピーで供給する、発電能力を今後5年で毎年12,000-15,000MWを増強するなどが謳われている。

 会議派の205議席獲得は、過去18年以来の快挙であり、第2次マンモハン・シン政権が誕生すれば、2期続く政権はネルー政権以来のこととなる。

05/19/2009


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