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国際政治・世界事情

5946チバQ:2013/03/19(火) 23:11:05
http://mainichi.jp/select/news/20130319ddm008020145000c.html
キプロス:混乱拡大 預金に課税方針、取り付け騒ぎ
毎日新聞 2013年03月19日 東京朝刊

 【ロンドン坂井隆之】先週末に欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)から100億ユーロ(約1兆2000億円)の金融支援を受けることで合意したキプロスで、混乱が拡大している。支援の条件として銀行預金者に一律課税する方針を発表したため、預金者が現金自動受払機(ATM)に殺到しているためだ。キプロス政府は銀行休業日の18日中に実施予定だった課税法案の採決を議会の反発のため19日に延期し、その間銀行の休業を継続する方針。法案が否決されれば混乱に拍車がかかる恐れがある。

 キプロスは、不良債権で経営危機に陥った銀行救済のため、EUとIMFに支援を要請。支援を受ける見返りに預金者にも総額56億ユーロの負担を求めることでEU側と合意し、アナスタシアディス大統領は16日未明、10万ユーロ超の預金に9・9%、それ以下の預金に6・75%の税金を課す方針を決めた。

 だが、課税が伝わるとATMから預金を引き出す動きが広がった。ATMでの1日の引き出し額は制限されているものの、複数のATMでは現金が枯渇。現地報道によると、引き出し可能なATMを求めて預金者が殺到するなど、混乱が生じている。銀行が長期間封鎖されることへの懸念も引き出しに拍車をかけている模様だ。

 キプロス政府は当初17日に必要な法案を議決する予定だったが、議会にも反発が広がったため、議決をいったん18日午後に延期。10万ユーロ以下の預金課税を減免する修正案を提示したが調整が難航し、19日に議決を再延期した。19日に銀行業務を再開すると預金者が窓口に殺到することが予想されるため、国営放送は「銀行の休業を継続する」と報じている。アナスタシアディス大統領は「法案が否決されれば国内2大銀行は破綻する」と警告しているが、大統領の与党は少数派のため可否は不透明だ。


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