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国際政治・世界事情

5943チバQ:2013/03/18(月) 19:41:43
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130318/erp13031819160004-n1.htm
難航する政権発足 伊大統領、調整へ…展望は開けず
2013.3.18 19:14
 【ベルリン=宮下日出男】総選挙後の政権発足が難航するイタリアで、ナポリターノ大統領が週内に首相指名のための調整を開始し、膠(こう)着(ちゃく)状態打開に向けた交渉が本格化する。だが、上下両院で第一党の座を占める中道左派連合が多数派を確保できる展望は開けておらず、選挙から約3週間がたっても政局が安定する兆しは見えない。

 上下両院は15日に総選挙後初の議会を招集。16日にそれぞれ中道左派から議長を選出した。議長選出は大統領の首相指名に向けた前提となる作業。大統領は20日に首相指名に向け各陣営との協議に入る予定。

 中道左派は下院で過半数を占めるが、上院では過半数に達していない。中道左派を率いる民主党のベルサーニ書記長はベルルスコーニ前首相の中道右派連合との連携を拒む一方、第3勢力に台頭した政治勢力「五つ星運動」の協力取り付けを模索。五つ星寄りの政策を提案したり、議長選で五つ星の候補を担ぐことも検討したりしてきた。

 だが、既存勢力との協力を拒否する五つ星のリーダー、グリッロ氏はかたくなで、ベルサーニ氏の戦略は失敗した。上院で議長選を制したのは多数の棄権が出たおかげで、五つ星から中道左派の議長候補に投票する議員も出たが、政権発足に必要な信任を得られる見通しは立っていない。

 ナポリターノ大統領は17日、この状態に「困難な状況だ」と表明。再選挙による混迷の長期化は避けたいとされる一方、モンティ政権のような実務家内閣で選挙制度を改革後、再選挙を行う可能性があるとも伝えられる。16日にはモンティ首相に次期政権発足までの続投を要請した。

 ただ、ナポリターノ大統領は5月半ばに任期を終えるため、現在は議会を解散できない。再選挙の場合は新大統領が選ばれた後になり、政治混迷の長期化は避けられない。また最新の世論調査では五つ星が支持率で民主党を上回っており、再選挙に踏み切っても混迷が解消される保証はない。

 別の世論調査では、五つ星の支持者の73%が再選挙回避を望み、約6割が中道左派政権に閣外協力にすることを容認しているが、グリッロ氏は「今は戦時中。死ぬなら次の選挙の戦いで死ぬ」と強気の姿勢だ。


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