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国際政治・世界事情

5924チバQ:2013/03/15(金) 21:17:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130315/erp13031507220001-n1.htm
【ローマ法王選出】
信頼回復へ 急ぐ教会 官僚統治、課題に
2013.3.15 07:19 (1/2ページ)[欧州]

13日、システィーナ礼拝堂の煙突から上がった「法王決定」を示す白い煙 (AP)13日、サンピエトロ広場で、大聖堂のバルコニーに現れたフランシスコ1世を祝福する信者ら。新法王の出身地アルゼンチンの国旗も見える (AP)
 【バチカン市=宮下日出男】初の米大陸出身のローマ法王フランシスコ1世の誕生を受け、世界12億人の信者を抱えるカトリック教会は新たな船出を迎える。最大の課題はスキャンダルで揺らぐ教会の信頼回復。聖職者の性的虐待問題やバチカン(法王庁)改革などへの対応を求める声は高まっており、「聖座」のかじを取る新法王には荒波が待ち受ける。

 「勝ったのは改革派」。伊紙レプブリカは14日、新法王選出についてバチカン改革を求める枢機卿らの勝利と分析。新法王になるアルゼンチン出身のベルゴリオ枢機卿には、改革を求める米大陸など欧州出身以外の枢機卿の多くの支持が集まったと指摘した。

 コンクラーベ(法王選挙会)では、改革派が推すイタリア・ミラノ大司教のスコラ枢機卿とバチカンの「官僚」らが支持するブラジル・サンパウロ大司教、シェレル枢機卿の戦いとみられた。ただ、シェレル氏の得票は予想より低く、バチカン中枢部の大半を占めるイタリア人であることに抵抗感を持たれたとされるスコラ氏も選出に必要な77票に届かず、ベルゴリオ氏が浮上したという。

 改革派と官僚派の対立はコンクラーベ開催前から日程調整などをめぐり深まっていた。改革派の勝利は刷新への前進ともいえる。

 ただ、その前途には多くの課題が立ちはだかる。性的虐待の被害者団体はコンクラーベ前、その対応をめぐり法王となるべきでない枢機卿12人を公表するなど、教会に対する強い不信を表明した。

 バチカンをめぐっても、不透明な運営が問題視される財政管理組織「宗教事業協会」(通称バチカン銀行)への対応が不可欠。最近では昨年の内部文書流出事件に続き、さらなる腐敗を告発するとの匿名の法王庁関係者の話を伊メディアが報じ、教会は揺れた。

 重視されるのはバチカン内の「官僚組織」に対する統治力だが、バチカン内での経歴が長いベネディクト16世もその掌握には大きな困難を抱えていたとされ、歴史を持つ閉鎖的な世界に「変革」をもたらすのは容易ではない。


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