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国際政治・世界事情

5910チバQ:2013/03/13(水) 22:27:57
http://mainichi.jp/select/news/20130314k0000m030053000c.html
バチカン:コンクラーベ 米国の枢機卿団が存在感増す
毎日新聞 2013年03月13日 20時40分(最終更新 03月13日 22時03分)
 【ローマ福島良典】第265代ローマ法王ベネディクト16世(85)の後継を選ぶため12日からバチカンで開かれている法王選挙会議(コンクラーベ)で米国の枢機卿団が存在感を増している。背景には、米国におけるキリスト教カトリック信徒人口の増加がある。選挙結果にかかわらず、次期法王はバチカン運営にあたり、改革を求める米国勢の意向に配慮せざるを得ない状況になりそうだ。

 現在のバチカンにとっての課題は(1)神父らによる性的虐待や、バチカン銀行の不透明な資金運用などのスキャンダルの真相解明(2)スキャンダルや内部対立で傷ついた法王庁の権威と信頼の回復−−だ。世論の圧力もあって米国聖職者はこれら2点でのバチカン改革を目指している。

 コンクラーベ参加の枢機卿115人のうち米国人は11人で、28人のイタリア勢に比べ少数派だ。だが、米国枢機卿団はコンクラーベ準備の枢機卿会議で独自に記者会見を開いてスキャンダルで揺れるバチカンが透明性を高める必要性を訴えた。

 ドーラン・ニューヨーク大司教(63)は8日のブログで「枢機卿会議の議論の多くは福音伝道に関することで、バチカンの腐敗や性的虐待、資金問題も話題には上ったものの、中心議題にはならなかった」と不満げに内幕を明かした。

 コンクラーベ開始にあたりドーラン大司教とオマリー・ボストン大司教(68)が後継法王候補に急浮上した。ボストン大司教区のメディア担当者、スコット・ランドリー氏は「2カ月前には米国人の法王候補は取りざたもされなかったが、今ではイタリア人も米国人候補を話題にするようになっている」と様変わりぶりを指摘する。

 背景には、先進国の中で北米(米国、カナダ)におけるカトリック教徒人口の伸びが本家の欧州を大きく上回っている事情がある。インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙によると、1970〜2010年の欧州のカトリック教徒の増加率は8%なのに対して、北米では49%の高率を記録している。

 イタリア誌レスプレッソのバチカン専門記者、サンドロ・マジステル氏(70)は「米国人口の4分の1にあたる約7500万人がカトリック教徒で、ヒスパニック系の信徒も多い。米国は『教会再生』の象徴になっており、それが、米国勢が(次期法王選びで)主要な役割を果たしている理由だ」と解説する。


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