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国際政治・世界事情

5886チバQ:2013/03/10(日) 09:15:11
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013031002000125.html

ケニア大統領に副首相 「暴動首謀者」ICC訴追
2013年3月10日 朝刊

 【ロンドン=有賀信彦】アフリカ東部・ケニアで四日に投票のあった大統領選で、選挙管理委員会は九日、公式開票結果を発表し、初代大統領ケニヤッタ氏の息子ウフル・ケニヤッタ副首相(51)が得票率50・07%で過半数に達し、初当選を果たした。最大部族キクユ族出身の同氏は「大統領として(部族の違いに関係なく)公平にすべての国民に仕える」と勝利宣言した。

 ルオ族のオディンガ首相(68)は43・3%で及ばなかったが、選挙結果を受け入れず、法的措置を取る意向を表明した。

 大統領選には八人が立候補したが、事実上、両氏の一騎打ちとなった。ロイター通信によると、有権者数は約千四百三十万人で投票率は約86%。ケニヤッタ氏は全体投票数の過半数をわずか約八千四百上回る票を獲得し決選投票を回避した。

 これに対し、オディンガ氏は「開票結果が改ざんされた証拠がある」として、開票作業のやり直しを求めて法廷闘争に臨む。

 ただ、二〇〇七年の前回大統領選では、結果をめぐって暴動が起きて約千二百人が死亡した経緯があり、「街頭での抗議活動は控え、法廷闘争だけにとどめる」としており、同氏は支持者に冷静に対応するよう呼び掛けている。

 また、ケニヤッタ氏は前回大統領選後の「暴動の首謀者」として、人道に対する罪で国際刑事裁判所(ICC)に訴追され、七月にも審理が始まる。国内のイスラム武装勢力掃討には欧米諸国との協力関係が不可欠だが、人権問題は欧米との新たな外交問題になりかねない。良好な関係を保ってきた日本との外交に影響する可能性もある。

 <ウフル・ケニヤッタ氏> 1961年10月、ケニアの首都ナイロビ生まれ。故ケニヤッタ初代大統領の息子。米アマースト大で政治学などを専攻。卒業後、ビジネスマンを経て、90年代に政界入り。99年にケニア観光局長。2002年の大統領選に出馬し、落選。08年に副首相兼貿易相、09年に副首相兼財務相に就いたが、12年に財務相職は辞任。 (共同)


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