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国際政治・世界事情

5877チバQ:2013/03/08(金) 23:15:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013030802000136.html
伊政局いまだ袋小路 中道左派「五つ星」と交渉不調
2013年3月8日 朝刊


 【パリ=野村悦芳】連立協議が難航しているイタリア政局は七日、総選挙から十日を迎えても袋小路から抜け出す道が見つかっていない。最大勢力の中道左派連合は大躍進した新興の「五つ星運動」に協力を求めるが、反応は芳しくない。モンティ内閣に続く非政治家の実務者内閣をつくり危機をしのぐ案も浮上した。

 中道左派を率いるベルサーニ民主党書記長は六日、新政権づくりに向けた政策を発表した。議員数や議員報酬の削減など五つ星運動が重視する主張を取り込み、五つ星運動に協力を求める姿勢を鮮明にした。

 ベルサーニ氏は「国に対する責任を持つべきだ」と迫るが、五つ星運動を率いるコメディアン、グリッロ氏は基本的に他党との協力を拒む方針を変えていない。新内閣発足には上下院で信任が必要。このままなら、中道左派が過半数を逃した上院で信任が得られない。ただ、五つ星運動支持者の間で、中道左派との協力を支持する声が大きくなっているのも事実で、中道左派の案を受け入れる余地は残されている。

 一方、民主党内部では、五つ星運動に見切りを付けて、ベルルスコーニ前首相の中道右派連合と大連立すべきだという意見が出始めた。実現の可能性はあるが、政敵同士の握手は国民の反発を招き、既存政党を徹底批判する五つ星運動を勢いづけるとみられる。

 ロイター通信によると、十五日招集予定の議会を前に、ナポリターノ大統領は事態打開に向け、実務者内閣の検討を始めた。首相候補にイタリア中銀のビスコ総裁らの名前が取りざたされている。

 この場合も政治基盤が弱いため安定政権は望めそうにない。暫定政権をつくり、秋にも再び総選挙を実施するというシナリオもささやかれ始めているが、問題は再選挙になっても、安定政権が生まれる保証がないこと。五つ星運動の再躍進も十分考えられる。


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