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国際政治・世界事情

5866チバQ:2013/03/06(水) 22:24:24
http://mainichi.jp/select/news/20130307k0000m030044000c.html
チャベス大統領死去:反米左派諸国に大きな不確実性
毎日新聞 2013年03月06日 19時52分(最終更新 03月06日 20時12分)


ベネズエラの首都カラカスで「私たちもチャベスのようになろう」「忘れてはいけない」と書かれたポスターを掲げる女性支持者ら=2013年3月5日、AP 【ブエノスアイレス國枝すみれ】反米左派政権の代表格で、がんの治療を受けていたベネズエラのチャベス大統領は5日、首都カラカスの病院で死亡した。58歳だった。チャベス氏の死は、同国や中南米の反米左派諸国の先行きに大きな不確実性をもたらすことになる。30日以内に行われる大統領選の結果次第では、豊富な石油収入を元にした国内外での政策が、大きく変更される可能性があるためだ。

 選挙は、後継指名を受けたマドゥロ副大統領(50)と、昨年10月の大統領選で野党候補として敗れたエンリケ・カプリレス・ミランダ州知事(40)の戦いになるとの見方が現時点では有力だ。

 ロイター通信によると、最近の世論調査では、「チャベスの後継者」としてマドゥロ氏有利の結果が出た。石油収入還元政策で生活が改善した貧困層の親チャベス感情の反映だ。

 一方、カプリレス氏も敗れたとはいえ前回選挙で約45%を得票。06年の選挙でも反チャベス票は400万を超えた。貧困層重視や企業国有化、政府の腐敗や犯罪激増などへの富裕層、中間層の不満は根強い。「カリスマ指導者」だったチャベス氏亡き後、選挙は接戦になる可能性がある。

 マドゥロ氏はチャベス路線継承が確実視されている。野党候補が勝利した場合、中南米カリブ地域の反米左派政権に対する石油などの援助は、大幅に刈り込まれる見通しだ。そうなれば、キューバやニカラグアは深刻な経済危機に直面する。

 05〜11年、チャベス政権は世界40カ国以上に820億ドル(約7兆6600億円)に及ぶ経済支援を行った。キューバは285億ドル、ニカラグアは97億ドルと突出している。

 ベネズエラの支援が途絶えれば、90年代前半にソ連が崩壊して石油輸入が途絶え、経済が大幅に縮小して餓死者も出た状況に後戻りしかねない。

 キューバ政府は数年前から首都ハバナ沖の海底油田開発を積極化しているが、試掘の結果は思わしくない。

 中米ニカラグアのオルテガ政権は、ベネズエラの支援を原資に貧困層対策を拡充し公共料金を低く抑えて、支持層を固めてきた。ベネズエラの支援途絶は政権の危機に直結することになる。


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