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国際政治・世界事情

5838チバQ:2013/03/02(土) 02:26:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00000112-san-eurp
左派、「五つ星」と連携か 伊政権 左右連立の声も
産経新聞 2月28日(木)7時55分配信

 【ローマ=宮下日出男】イタリア総選挙後の安定政権樹立が不安視される中、連立の模索などさまざまな動きが始まった。辛勝した中道左派連合が多数派形成のため、躍進した新興政治勢力「五つ星運動」の取り込みに動くとの見方がある一方、中道右派連合のベルルスコーニ前首相は中道左派との大連立の可能性を示唆。再選挙実施を主張する声も出ているが、いずれもハードルは高そうだ。

 中道左派のベルサーニ民主党書記長は26日の記者会見で、「われわれは首位だが、勝ったのではない」と強調した。中道左派は下院で過半数の議席を確保。上院で最終的に第一党になったが、過半数には届かず、政権樹立には他陣営の協力が不可欠となった。

 中道左派としては、3月中旬に予定される初議会招集までに上院で多数派を確保したいところ。陣営内には五つ星運動の議員への切り崩しや政策ごとの連携を主張する声も出てきている。

 これに対し、五つ星運動のリーダー、グリッロ氏は26日、「われわれの政策と一致する提案があれば、検討する」と語ったが、どの陣営とも連立政権を組む考えを基本的には否定した。

 一方、ベルルスコーニ氏は同日、モンティ首相を排除したうえで、中道左派と連立政権を組む可能性をほのめかした。中道左派・右派は緊縮策をめぐって対立する立場にあるが、モンティ政権を緊急対応として共に支えてもいた。

 だが、中道左派には「国の惨事に責任がある者とは連携できない」(民主党幹部)と否定的な意見も根強い。グリッロ氏も「(両派の連立を)われわれは邪魔する」と息巻く。

 中道左派では他陣営と選挙制度を改正して再選挙に臨む案もささやかれるが、伊紙コリエレ・デラ・セラは「グリッロ氏の目的は再選挙に持ち込み、成功を確実にすることだ」とし、むしろ五つ星運動を利することへの懸念を示した。

 金融市場では選挙前、改革継続を目指す中道左派とモンティ首相の中道連合による連立政権への期待が強く、ベルサーニ氏も協力を視野に入れていた。だが、選挙の結果、「イタリアと欧州を救った」と国際社会で評価されるモンティ氏が次期政権に関与するのは難しくなっている。

 ユーロ圏3位の経済大国イタリアの政局を他の欧州諸国も注視しており、ドイツのウェスターウェレ外相は「重要なのは、機能する安定政権を迅速に樹立することだ」と述べた。


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