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国際政治・世界事情

5824チバQ:2013/02/26(火) 20:47:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130226/erp13022610350006-n1.htm
改革疲れの国民、大衆迎合にひかれる
2013.2.26 10:33

ベルルスコーニ氏(ロイター)
 【ローマ=宮下日出男】イタリア総選挙では、モンティ政権の緊縮・改革路線継続に反対するベルルスコーニ前首相の中道右派連合と政治勢力「五つ星運動」が事前予想を上回る勢いをみせた。その背景には、経済低迷下で「改革疲れ」が著しい国民が大衆迎合的な訴えに引きつけられたことがある。

 選挙戦終盤には中道右派と五つ星運動の猛追が伝えられたが、改革継続を目指す中道左派は上院で過半数を逃しても、モンティ首相の中道連合と合わせて多数派形成できるとの予測が大勢だった。だが、実際には上院でだけではなく、下院でも苦戦。五つ星運動の得票率は最大2割との予想を大きく上回った。

 ベルルスコーニ氏に対しては、相次ぐスキャンダルのため国民の拒否感は強かった。だが、前首相はモンティ政権が導入した住宅税の廃止と既払い分の税金還付など「ばらまき」的な政策を訴えることで巧みに逆境をはね返した。

 既存体制の打破を掲げる五つ星運動は、リーダーでコメディアンのベッペ・グリッロ氏のカリスマ性のほか、一般市民から候補者を選ぶなどした「新鮮さ」が政治不信の強い国民の心を引きつけた。選挙前には主要銀行のスキャンダルも浮上。五つ星運動は一段と弾みをつけ、中道左派の支持層も流れたとみられる。

 債務危機は表明上、沈静化しているが、欧州の経済回復が遅れる中、国民の痛みが続いていることが選挙で表面化したといえる。


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