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国際政治・世界事情

5823チバQ:2013/02/26(火) 20:40:15
http://mainichi.jp/select/news/20130226ddm007030140000c.html
イタリア総選挙:世論分裂、鮮明に 財政緊縮策や利権巡り
毎日新聞 2013年02月26日 東京朝刊

 【ローマ福島良典】24、25の両日実施されたイタリア総選挙(上下両院)は、モンティ暫定首相(69)が進めた財政緊縮策や、利権政治を巡る世論の分裂を浮き彫りにした。イタリアの国際的な信用回復を望む有権者は改革路線を取る中道左派連合やモンティ陣営を支持。緊縮策や政治の停滞に不満を抱く層はそれぞれ、ベルルスコーニ前首相(76)の中道右派連合や、ベッペ・グリッロ氏(64)の政治団体「五つ星運動」に投票する傾向が見られた。

 ローマ中心部の小学校で友人と一緒に投票を済ませたローマ大大学院生のファビオ・ポロリさん(27)は上下両院ともベルサーニ書記長(61)の中道左派・民主党に入れた。だが、「国政を企業経営のように考えている」モンティ陣営との連立には反対だ。友人の中には「『ゼロからのスタート』を呼びかけるグリッロ氏の支持者もいる」と明かす。

 年金生活者のマリオ・ドッツィさん(70)は「下院は民主党、上院はモンティ陣営」と票を分けた。「私利のために政界入りしたベルルスコーニ氏はもうごめん」と語り、「復活阻止」のため票を投じた。「首相には(ベルサーニ氏より)線が太いモンティ氏が就いてほしい」と願っている。

 一方、画家・彫刻家のマッシモ・リバディオッティさん(53)は「政治家の退場」を訴えるグリッロ氏の破壊力に期待した。「左右両陣営で問題をたらい回しにしてきた政界の『パンドラの箱』を開けてほしい」からだ。環境保護に「五つ星運動」が理解を示している点も考慮に入れた。

 ベルルスコーニ氏は選挙戦で大型減税などの人気取り策を打ち出し、中道右派連合の支持率を引き上げた。支持者のマリア・ピア・ベッティさん(72)は「イタリアを救えるのはベルルスコーニ氏しかいない。私生活のスキャンダルには関心はない」と語る。選挙には景気後退と失業増が影を落としている。緊縮策の影響などで昨年12月時点の失業率は11・2%を記録している。


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