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国際政治・世界事情

5801チバQ:2013/02/22(金) 20:26:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013022202000128.html
二大政党 切り崩し イタリア総選挙 支持率3位増す存在感
2013年2月22日 朝刊

 【パリ=野村悦芳】二十四、二十五日に投票が迫ったイタリア総選挙で、毒舌の人気コメディアン、ベッペ・グリッロ氏(64)率いる新興政治勢力「五つ星運動」が存在感を強めている。社会の不満をあおり、大衆迎合型の政策を掲げるポピュリズム色の濃いスタイルで人気を集め、支持率三位で選挙戦最終盤を迎えた。左右二大政党連合のどちらを切り崩すかで選挙結果が大きく左右されそうだ。

 ロイター通信がまとめた最終の世論調査で、五つ星運動の支持率は16%に達した。民主党のベルサーニ書記長を首相候補とする中道左派連合(34・7%)、ベルルスコーニ氏率いる中道右派連合(29%)に次ぐ三位で、モンティ首相の中道連合(13・6%)を上回り、上下院で計百議席も望める位置に付けた。

 運動は四年前にグリッロ氏が開始した。総選挙では「腐敗した政治家たちを一掃しよう」と既存政党を痛烈に批判しながら、ユーロ圏離脱の検討や緊縮反対を訴え、景気低迷に苦しむ人々をひきつけた。

 候補者には政治の素人が含まれ、公約の実現性も疑問視されるが、伸び悩む他党を尻目に、大規模集会を次々に成功させて上り調子で選挙戦を終えようとしている。

 焦点は五つ星運動が躍進した場合、同じポピュリズム型のベルルスコーニ氏の支持層を食うか、銀行絡みのスキャンダルが波及した民主党の票を侵食するか。どちらになるか読めない状況だが、ベルサーニ書記長は「彼らが勝てばわが国はギリシャのようになる」、ベルルスコーニ氏は「(グリッロ氏は)民主主義にとって危険だ」と述べ、過去にないタイプのライバルの台頭に警戒を強めている。


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