したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

5798チバQ:2013/02/21(木) 23:16:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130221-00000067-reut-eurp
焦点:イタリア総選挙、結果にかかわらず改革困難か
ロイター 2月21日(木)15時25分配信



2月20日、24─25日のイタリア総選挙は、どの政党が勝利しても厳しい改革の断行は難しそうだ。写真は7日、テレビ番組に登場したイタリア政治家の人形たち。左上から時計回りで、中道右派のベルルスコーニ前首相、中道左派のベルサニ民主党党首、人気コメディアンのグッペ・グリッロ氏、モンティ暫定首相。(2013年 ロイターTony Gentile)
[ローマ 20日 ロイター] 24─25日のイタリア総選挙は、どの政党が勝利しても政権基盤は弱く、経済の競争力強化につながる厳しい改革の断行は難しそうだ。総選挙前最後の世論調査結果によると、今回の総選挙では上下両院とも、中道左派連合がモンティ暫定首相の中道穏健派と連携し、過半数議席を確保する可能性が高い。

政治リスク専門コンサルティング会社ユーラシアも、このシナリオの確率を50%─60%とみている。

市場でも、総選挙への懸念は浮上していない。2011年に6%を超えた10年国債利回りは現在4.4%付近。国内株式市場も年明け以降、概ね他の欧州株と同じ値動きをみせている。

ただ、市場が想定する選挙結果は2月上旬の世論調査に基づいている。イタリアでは投票直前の世論調査の公表が禁止されており、国内では、汚職や景気低迷に不満を持つ有権者が、予想外の投票行動をとる可能性があるとの見方が出ている。

同国では公的資金で救済を受けた大手銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナでデリバティブ絡みの損失が発覚。世論調査で支持率トップの中道左派は、同行との関係が深く、今回の不祥事が支持率低下の一因になるとみられる。

モンティ暫定首相が率いる中道穏健派は、厳しい緊縮財政への批判が出るなか、世論調査で4位と低迷している。

<グリッロ氏が「台風の目」>

専門家が引用した私的な調査によると、選挙戦終盤で支持を伸ばしているのが、人気コメディアンのグッペ・グリッロ氏が率いる市民運動「五つ星運動」だ。同氏は選挙カーで全国を遊説するほか、インターネットを中心に自身のブログで既成政党を批判している。

ミラノのある銀行関係者は匿名を条件に「グリッロ氏が台風の目だ。同氏が勝つことはないだろうが、中道左派のベルサニ民主党党首や、モンティ暫定首相の得票が減り、盤石な政権づくりが難しくなる」と述べた。

同国の選挙法では、下院で最多議席を確保した政党が、得票率にかかわらず、自動的に総議席の55%を確保できるが、上院は地域ごとに票の上乗せが行われる。

世論調査機関によると、上院の接戦地区は一部だが、中道左派が上院で過半数を確保できない事態は十分考えられるという。

グリッロ氏の「五つ星運動」が躍進すれば、既成の政治に抵抗する経験の浅い新人議員が増え、議会がこう着状態に陥る恐れもある。

一部の専門家は「五つ星運動」の得票率が20%を超えると予想。中道左派のベルサニ氏とモンティ暫定首相が連携しても、上院で過半数を確保できない可能性がある。

コンサルティング会社ユーラシアは、このシナリオの確率を20%─30%としている。

ある外交筋は「五つ星運動が安定源になるとは思えない。連立政権に参加することはないだろう」と述べた。

グリッロ氏自身は、1981年に交通事故で3人を死亡させた過去があり、同運動の規定で出馬は見送っている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板