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国際政治・世界事情

5784チバQ:2013/02/18(月) 18:28:18
http://mainichi.jp/select/news/20130218k0000e030120000c.html
イタリア:中道左派連合が優位…24、25日総選挙
毎日新聞 2013年02月18日 07時56分

 【ローマ福島良典】イタリア総選挙(上下両院)は24、25両日の投票まで1週間となった。モンティ首相(69)の財政改革路線が継続されるかどうかが焦点。改革継続を掲げるベルサーニ民主党書記長(61)率いる中道左派連合がリード、大型減税による緊縮策緩和を訴えるベルルスコーニ前首相(76)の中道右派連合が追う構図だ。選挙戦中に大企業のスキャンダルが相次いで表面化、政治不信に拍車をかける形となっている。

 イタリアでは投票の15日前から世論調査結果の公表が禁じられており、最後となる8日公表の平均値によると、中道左派連合が支持率34.7%で首位を保ち、中道右派連合が29%で追う。ベッペ・グリッロ氏(64)の新興政治集団「五つ星運動」は16%で3位に付け、モンティ氏率いる中道勢力連合は13.6%で伸び悩んでいる。

 中道左派連合は下院では過半数を確保できる見通しだが、上院で過半数割れとなる可能性がある。安定政権樹立を目指すベルサーニ氏は「反ベルルスコーニ」を旗印にモンティ氏に選挙後の連立を呼びかけている。ただ、中道左派連合には緊縮策反対グループもおり一枚岩ではない。

 イタリアでは最近、銀行の乱脈経営、石油・ガス大手の関連会社や航空防衛機器大手企業の贈賄疑惑が表面化。1990年代に「タンジェントポリ」(イタリア語で「袖の下都市」の意)と呼ばれる汚職事件が相次いだことから、モンティ氏は「新たなタンジェントポリだ」とイタリア社会の汚職体質を批判している。

 ◇イタリア総選挙
 有権者が候補者個人ではなく、政党を選ぶ比例代表制で実施する。全国区の下院(定数630)では、得票率第1位の政党・政党連合に定数の最低54%にあたる340議席を保証。上院(任命制終身議員を除く選出議員定数315)は20ある選挙区ごとに割り当てられた定数の55%を最多得票の政党・政党連合に与える。少数政党の乱立を防ぎ、選挙後に発足する政権を安定させる狙いがある。しかし、上下両院は同等の権限を持つ一方、選挙の仕組みが違うため、最大勢力が異なる「ねじれ」が生じる可能性がある。


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