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国際政治・世界事情

578千葉9区:2009/05/10(日) 21:04:38
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/251825
あきれた手当 ブラウン政権失墜
配信元:
2009/05/10 01:08更新
 異国情緒あふれる絨毯、猫脚の高級家具、目を背けたくなるようなポルノ・ビデオ…。英国のブラウン政権の閣僚たちが議員の「特別手当」を使って、常識を越える物品購入などの支出をしていたあきれた実態が次々と明らかになっている。政権に新たな打撃を与えかねない情勢だ。

 英国では、政治活動のために議員が邸宅を離れる際の費用や、別邸にかかる費用について、年2万4000ポンド(約360万円)を支給してもらえる制度がある。ただその規定は曖昧だ。

 英紙が8日に報じた特ダネによれば、閣僚らはこの制度に乗じて“特権”をフル活用。世界的に有名な小説家、ケン・フォレット氏の妻であるバーバラ・フォレット観光相の場合、多額の警備費用に加えて、高級な中国絨毯の修繕費(約530ポンド・約8万円)まで請求していた。

 また、フィル・ウーラス移民相は男性であるにもかかわらず、女性用の衣服や生理用品を購入したとされ、有権者の失笑を買っている。さらに、2カ月前には、女性のジャッキー・スミス内相が、夫が鑑賞したポルノ番組代を特別手当で払ったことが発覚し、大騒ぎとなった。

 AP通信によれば、どの議員であるかは不明ながら、1ポンド以下のショウガ入りクッキーや、キャットフード(2缶)の代金まで請求する議員も存在。英BBC放送のニック・ロビンソン編集者は「政治家はわずかなカネでも取ってやろうという印象が国民の間で強まっている」と語る。

 ブラウン政権をめぐっては、首相官邸報道官が4月、野党保守党のキャメロン党首の私生活を証拠もなく中傷したメールを第三者に送ったことが発覚し、辞任に追い込まれた。また、4月29日には、英国軍のネパール人傭い兵(グルカ兵)への無条件居住を認めることを要求する野党の動議が、身内の労働党議員の造反により可決されるなど、政権基盤が揺らいでいる。

 経済繁栄を享受してきた英国社会は昨秋以降、経済危機にあえぎ、最近の労働党の支持率も、保守党の45%に対して27%と低迷を続けている。

 英国では来月、地方選と欧州連合(EU)の議員選挙があるが、日本がかつて、議院内閣制を模範とした英国の政権は揺れに揺れている。

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 ■英ブラウン政権 2007年6月に発足した労働党政権。オバマ米大統領らを迎えた4月の金融サミットを機に人気回復を狙ったが、効果は一時的。来年半ばめどの総選挙で挽回を狙う。

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 ロンドンで5日、経済政策をめぐり苦渋の表情を見せるブラウン首相。相次ぐスキャンダルが政権を揺るがしている(ロイター)


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