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国際政治・世界事情

5741チバQ:2013/02/07(木) 00:22:31
http://mainichi.jp/select/news/20130206k0000e030149000c.html
エジプト:スンニ派指導者、訪問のイラン大統領に苦言
毎日新聞 2013年02月06日 10時42分(最終更新 02月06日 12時21分)


記者会見に臨むイランのアフマディネジャド大統領(前列左から2人目)とアズハル総長のタイエブ師(同右から2人目)=エジプトの首都カイロで2013年2月5日、秋山信一撮影
拡大写真 【カイロ秋山信一】イランのアフマディネジャド大統領は5日、イラン首脳としてイスラム革命(79年)後初めてエジプトを訪問し、首都カイロでイスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルの総長タイエブ師と会談した。シーア派が大多数を占めるイランについて、タイエブ師から「スンニ派の権利が保障されていない」などと苦言を呈され、エジプトとの関係改善を狙うアフマディネジャド大統領は出はなをくじかれた格好だ。

 アフマディネジャド大統領は5日、カイロ国際空港で、エジプトのモルシ大統領の出迎えを受けた。午後にはタイエブ師と約2時間、会談した。

 アズハルによると、アフマディネジャド大統領は会談で「私は宗教学者ではないが、宗派の違いを超えたイスラムの統合について話したい。我々は今、統合を果たす義務を感じている」などと呼びかけた。

 これに対して、タイエブ師は「エジプトはスンニ派が多数の国だ。シーア派の拡大は望まない」と断言。さらに「(シーア派が多数を占める)バーレーンを含めたアラブ諸国の内政に、他国が干渉すべきではない」と述べ、中東での影響力拡大を狙うイランをけん制した。さらに内戦が続くシリア情勢についても「これ以上の流血を避けるため、速やかな行動が必要だ」と述べ、アサド政権擁護を続けるイランにくぎを刺した。

 会談後の記者会見で、大統領はなおも「エジプトとイランは歴史的に結びつきが強い。今回の訪問が2国間の新たな始まりとなるよう願っている」と友好姿勢を示したが、タイエブ師は「イスラムの統合には取り除くべき障壁が多い」と述べるにとどめた。

 エジプトがイスラエルとの和平路線をとった79年以降、イランとエジプトの関係は冷え切っていた。だが11年のムバラク政権崩壊以降は、シリア情勢を巡る対立などを抱えながらも、関係改善を模索している。アフマディネジャド大統領は6日にイスラム協力機構(OIC)の首脳会議に出席し、モルシ大統領とも会談する。


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