したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

5670チバQ:2013/01/22(火) 23:46:39
http://mainichi.jp/select/news/20130122ddm001030045000c.html
長い戦争:テロ新前線/上(その1) 米に代わり欧州主導へ
毎日新聞 2013年01月22日 東京朝刊

 爆発で焼け焦げた車、天然ガス施設に埋められた対戦車地雷、弾痕に覆われた遺体。現場から流れ出した映像や情報は戦場さながらだった。アルジェリア南部イナメナス近郊でイスラム武装勢力が起こした人質事件。日本人人質7人の死亡が21日、確認された。

 「テロが世界的脅威であることを改めて示した出来事。数十年かけ鉄の意志で対処せねば」。自国民に犠牲が出たキャメロン英首相は、アルジェリア軍の武装勢力掃討作戦が終了した後の20日に断言。ラムズフェルド元米国防長官が「長く厳しい歩み」と呼んだテロとの戦いが、アフリカの地で再燃する。その最前線に、日本も巻き込まれた。

 「襲撃者は、異教徒にしか興味がない、やつらを殺すと言っていた」。人質だったアルジェリア人男性はロイター通信に証言した。犯行声明を出したのは「イスラム聖戦士血盟団」。国際テロ組織アルカイダの北アフリカ分派だ。01年米同時多発テロを引き起こしたアルカイダ本体は、米国に最高指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を殺害され弱体化。だが、米ブッシュ前政権が主導した対テロ戦はアラビア半島や北アフリカで過激派を先鋭化させた。血盟団もその一つと言える。

 アルジェリアでの事件で犯行動機として挙げられたのは、イスラム過激派が北部を占拠した隣国マリに対するフランスの軍事介入だ。血盟団は20日、「マリに介入する全ての国で(アルジェリアと)同様の作戦を展開する」と宣言した。

 だが、フランスのルドリアン国防相も20日、「マリ全土の掌握がゴール」と述べ、イスラム過激派との対決姿勢を鮮明にした。

 イラクとアフガニスタンの対テロ戦争で疲弊した米国が後景に退くなか、英仏など欧州諸国が対テロ戦争第2幕を主導する構図が浮上している。事件の起点を求めて記者はマリに入った。【バマコ(マリ南部)服部正法】


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板