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国際政治・世界事情

5655チバQ:2013/01/20(日) 21:10:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130120-00000011-reut-int
焦点:西アフリカが恐れる第二のアルジェリア事件、マリ情勢波及も
ロイター 1月20日(日)13時48分配信

[ダカール 18日 ロイター] アルジェリアのガス関連施設で、国際武装組織アルカイダと関連があるイスラム武装勢力が起こした人質拘束事件。フランスによるマリ軍事介入に反発する武装勢力は、この襲撃で一つの明確なメッセージを送った。それは「サハラ砂漠のどこでも攻撃を仕掛けられる」というものだ。

旧宗主国フランスはマリでのイスラム反政府勢力との戦闘に、態勢が整っていない西アフリカ諸国の軍部隊を協力させたい考えだが、それによって南部の小規模で脆弱(ぜいじゃく)な国々で同様の攻撃が発生する可能性があると、多くの専門家は見ている。

仏軍による攻撃から逃れたイスラム武装勢力は各地に拡散するとみられる。一部はマリにとどまりゲリラ的な戦闘を続ける一方、穴だらけの国境を抜けて既に急進主義的な組織が存在する国々へ渡る者もいるだろう。

「今回のことで、イスラム教徒の間でフランスへの不満が高まる可能性がある」。こう話すのは、セネガルの首都ダカールにあるモスクで午後の祈りを終えた青年アダマ・サール氏。「軍事介入には巻き添え被害が付き物で、無実の人たちが亡くなる可能性がある。それが人々を急進的にさせる」とも指摘する。

治安専門家はこれまで、西アフリカ一帯のイスラム過激派の脅威について、「ボコ・ハラム」が活動するナイジェリア以外は重視してこなかった。

その理由には、穏健なイスラム教スーフィー派が優勢であることや原理主義組織による攻撃があまりなかったことがある。

しかし、鉱業、石油、輸送、建設など多業種にわたる国際企業が活動を広げる同地域では、マリでの戦闘によって情勢が大きく変わりつつある。

マリ北部を制圧したアルカイダ関連の武装勢力は昨年、地方政府が主要組織の「アンサール・ディーン」に協議を持ち掛け、反政府勢力を分断しようと時間を浪費する間に、組織や人員の強化と再武装を行う時間を得た。

アフリカ諸国は今や、自国のイスラム急進派による脅迫を気にしながら、実質的に形骸化した国境線を行き来する武装勢力を追跡するという問題に直面している。

フランス政府はこれまで、アフリカ諸国によるマリへの軍派遣を支援すると明言する一方、イスラム教と対決する十字軍とみなされることを恐れて、自らの地上軍派遣は避けてきた。しかし、マリに入った仏部隊や装甲車の映像は世界に広がり、一部のイスラム教徒の感情を刺激している。

ワシントン近東政策研究所の研究員で、インターネット上のイスラム系フォーラムを監視するアーロン・ゼリン氏は、ネット上で議論される話題でマリがシリアを上回ったと指摘。

「こうした人たちの多くが、オンラインのチアリーダーのようだ」とした上で、「しかし、今回の件で個人がキーボードから離れ、代わりにAK47ライフルを取る可能性もある」と語った。


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