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国際政治・世界事情

5618チバQ:2013/01/15(火) 22:07:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130115/erp13011519200005-n1.htm
グルジア新政権 露に急接近 190人の「政治犯」ら釈放 禁輸解除へ関係修復目指す
2013.1.15 19:19 (1/2ページ)

グルジア
 【モスクワ=佐々木正明】グルジアで15日までに、スパイ罪で実刑判決を受けたロシア人を含む190人の「政治犯」らが国会決議による恩赦で釈放された。昨年10月のグルジア議会選で大統領派の与党が敗れ、野党連合「グルジアの夢」が政権を事実上奪取したことで実現した。新内閣を率いるイワニシュビリ首相は2008年のグルジア紛争で悪化したロシアとの関係修復にも動き出しており、今月末に代表団をモスクワに派遣、特産品ワインなどの輸出禁止措置解除に向けて交渉を行う。

 恩赦措置は、「グルジアの夢」などが選挙公約として掲げていた。内閣発足後、立法手続きに入り、大統領が実権を握っていた04年から12年までに収容された「政治犯」をリスト化。今後、3千人を釈放し、約1万4千人の刑期を短縮することを決めた。

 国会は昨年12月に恩赦を決議したが、サーカシビリ大統領は「グルジアに政治犯はいない」「社会に重大な結果をもたらす」などとし、署名を拒否。国会は今月、再度審議を行って恩赦を決議し、国会議長の署名で発効した。第1弾の恩赦は13日に行われた。

 恩赦法の成否は、今秋に大統領を退くサーカシビリ氏とイワニシュビリ首相派の権力争いを見定める上でのバロメーターとみられていた。釈放された「政治犯」らは大統領の弾劾に向けても動き出したが、大統領派の巻き返しも予想される。

 一方、ロシアのプーチン大統領は、08年の軍事衝突を“主導”したサーカシビリ氏の対露強硬路線を改めるイワニシュビリ首相の新方針を歓迎。グルジアとの国交正常化へ前向きな姿勢を示している。

 06年以来、ロシア市場から締め出されているワインや果物はグルジアの主要輸出品であり、輸出禁止が解かれれば、首相が目指すグルジアの経済再生への一助となる。

 また、グルジアに隣接する南部ソチで14年に冬季五輪を開催するロシアにとってもグルジアとの関係修復は、五輪の安全確保を図る上で大きなメリットがある。

 ■グルジア紛争 2008年8月、グルジアからの分離独立を求める南オセチア自治州をめぐり、ロシアとグルジアが軍事衝突。後に、南オセチアやアブハジア自治共和国が独立を宣言、ロシアや南米ベネズエラなどが「国家」として承認した。欧米はグルジアの領土保全を優先し、独立を認めていない。


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