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国際政治・世界事情

5593チバQ:2013/01/12(土) 00:20:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130111/asi13011120540003-n1.htm
パキスタンでシーア派住民ら狙いテロ 政府の無策への批判高まる
2013.1.11 20:53

10日、パキスタン西部のクエッタで起きた爆弾テロ。地元12警察によると少なくとも12人の死者が出たという(AP)
 【ニューデリー=岩田智雄】パキスタン西部クエッタや北西部ミンゴラで10日、爆弾テロが発生し、AP通信などによると計120人が死亡した。テロによる1日の死者数としては最近数年間で最悪の規模。イスラム教スンニ派住民が多数派を占める同国で、少数派のシーア派住民が主な標的になった。シーア派へのテロは昨年から激化しており、政府の対策不備を指摘する声が高まっている。

 クエッタでは、娯楽施設内で自爆テロが発生。5分後には近くに止まっていた車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、現場にいた警官や記者も巻き込まれ、86人が犠牲となった。シーア派住民へのテロを繰り返しているスンニ派過激組織「ラシュカレジャングビ」が犯行を認めた。

 クエッタのシーア派住民の多くは100年以上前に隣国アフガニスタンから移住してきた少数民族ハザラ人の子孫だ。モンゴロイド系の容姿を持つため、容易に区別がつき、過去、何度も標的になっている。

 シーア派住民を狙ったテロでは、ハザラ人以外にも南部カラチや北部の住民が犠牲になっている。昨年4月に、ギルギット周辺で両派の対立が深まり外出禁止令が出され、観光客の邦人らが一時、ホテルから出られなくなった。昨年1年間で、全土で400人以上のシーア派住民が死亡する最悪の事態となっている。

 宗派対立が激化している原因について、パキスタンのシンクタンク、平和研究所のムハンマド・アミル・ラナ所長は11日、産経新聞の電話取材に「1990年代は、政府は過激派を殺害したり、両派の対話を呼びかけたりしていたが、最近は何の措置もとられていない」とザルダリ政権の無策ぶりを批判。ジャーナリストのイクラム・ホティ氏は、「パキスタンは国家として、社会的にも、治安面でも、財政的にも機能障害を起こしている」と述べ、物価高騰などによる社会不安が背景にあることに言及した。

 クエッタではほかに治安部隊を狙った爆弾テロで12人が死亡。一方、北西部ミンゴラではスンニ派の集会場で爆発が起き、22人が死亡した。


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