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国際政治・世界事情

5589チバQ:2013/01/09(水) 21:54:45
http://mainichi.jp/select/news/20130109k0000e030132000c.html
エジプト:海外支援滞り経済混乱 政情不安拍車の恐れ
毎日新聞 2013年01月09日 10時47分(最終更新 01月09日 12時45分)


カイロ市内の株式取引所で、モニターを注視するトレーダー=ロイター
拡大写真 エジプトの通貨エジプトポンドが急落し、経済が混乱状態に陥っている。新憲法案などを巡る国内の対立激化で、海外からの投資や国際通貨基金(IMF)による支援が滞っていることが原因。カイロ市街では商品の値上がりや、銀行から預金が流出する動きも出てきた。国民生活の悪化が政情不安に拍車をかける恐れもあり、モルシ政権は苦境に立たされている。【カイロ小倉孝保、ロンドン坂井隆之】

 エジプトの外貨準備高は、ムバラク政権崩壊前の360億ドル(約3兆1000億円)から、昨年末には必要最低限の目安とされる輸入額3カ月分の150億ドルまで激減した。エジプト中央銀行は昨年末、「危機的水準」と警告し、個人や企業に投機的取引を控えるよう異例の呼びかけをした。これを反映して、通貨エジプトポンドは過去1カ月で6%も急落し、8日は1ドル=6.45エジプトポンドと史上最安値を更新した。

 小麦や燃料の大半を輸入に依存するエジプトにとっては、海外からの直接投資や観光が重要な外貨獲得手段。だが、11年2月のムバラク政権崩壊や、昨秋以降のモルシ大統領派と反大統領派の衝突などで社会混乱が高まり、海外からの資金流入が急減した。

 さらに、モルシ政権が国際機関からの支援受け入れに消極的だったことも外貨減少を招いた。昨年11月にはいったんIMFから48億ドル(約4200億円)の支援を受けることで合意したものの、政府がその後、「最終合意を延期した」と突然表明し、混乱に拍車をかけた。IMFは支援にあたって歳出削減や増税などの経済改革を要求しており、政情不安の中で国内の反発を招く改革に政府が二の足を踏んだとみられる。

 商店では輸入品を中心に一部商品が値上がりを始めており、「預金口座が凍結される」とのうわさから、銀行預金を全額引き出す動きも出始めた。物価上昇は低所得層の生活を圧迫し、政治の一段の不安定化につながるだけに、8日にカタールが総額25億ドルの金融支援を表明するなど、周辺諸国も懸念を強めている。


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