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国際政治・世界事情

5562チバQ:2013/01/07(月) 22:49:55
http://mainichi.jp/select/news/20130107k0000m030110000c.html
シリア大統領:反体制派との対話拒否 数日内に新和平構想
毎日新聞 2013年01月07日 00時27分(最終更新 01月07日 01時14分)


シリアの首都ダマスカスのオペラハウスで演説するアサド大統領=2013年1月6日、ロイター
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シリアの位置
拡大写真 【カイロ小倉孝保】内戦に陥っているシリアのアサド大統領(47)は6日、首都ダマスカス市内で演説し、「暴力に加担し、外国勢力と関係のある組織とは対話をしない」と述べ、武装闘争を続ける反体制派との停戦交渉に応じない姿勢を示した。一方、行き詰まっている事態を打開するため、「国民和解の会議を開き、新憲法を起草して国民投票を行う」とする新和平構想を明らかにし、数日内に詳細を発表するとした。

 大統領はダマスカス市内のオペラハウスで約50分にわたって演説。「和平は西側諸国が武装組織への支援をやめなければ根付かない」と述べ、反体制武装勢力への金銭と武器の支援停止を、和平への第1条件に挙げた。

 大統領は反体制派について「西側の操り人形」「(国際テロ組織)アルカイダに率いられたテロリスト」「多くはシリア人ではない」といった強い表現で非難。政府軍の軍事行動を「国を守る戦い」としたうえで、国家総動員で排除すべきだと強調した。

 大統領が自らの考えを表明するのは昨年11月、露テレビとのインタビューで「私はシリアに生き、シリアで死ぬ」と亡命を拒否して以来。演説は、昨年6月初めの議会演説以来、7カ月ぶり。

 シリア国内では、反体制派の軍事攻撃が首都ダマスカス近郊にまで迫り、政府軍が空爆などで応戦している。一方、国連とアラブ連盟の合同特使を務めるブラヒミ特別代表が先月24日、ダマスカスでアサド大統領と会談し停戦に向け意見交換するなど、国際社会の停戦へ向けた努力が続いている。

 国連によると、シリア内戦での死者は6万人。50万人以上がレバノンやトルコなど周辺国に逃れている。

 ロイター通信によると、露・中を除く、欧米やアラブ諸国など100カ国以上が「シリアの唯一正統な代表」として承認する反体制派の「シリア国民連合」はこの日の演説について「外交努力を踏みにじるものだ」と非難した。

 ◇シリアの権力構造

 アサド大統領の出身母体は、イスラム教シーア派の一派とされるアラウィ派。全人口2000万人の1割強に過ぎないが、現大統領の父ハフェズ・アサド氏が大統領に就任した71年以降、政界、軍、治安機関の中枢をアラウィ派が押さえて実権を握り続け、人口の7割を占めるイスラム教スンニ派住民には根強い不満があった。弾圧で犠牲者が増えるにつれ反発が広がり、国連が任命した国際調査委員会は最新の報告書で、アサド政権と反体制派の戦闘が、イスラム教の宗派対立の様相を呈してきたと指摘した。


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