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国際政治・世界事情

5369チバQ:2012/11/24(土) 11:28:08
>>5366-5367
http://mainichi.jp/select/news/20121124ddm007030166000c.html
エジプト:「大統領決定覆せず」 権限強化新条項、世論は反発
毎日新聞 2012年11月24日 東京朝刊

 【カイロ前田英司】エジプトのモルシ大統領は22日、「憲法宣言」(暫定憲法)に大統領権限を強める新たな規定を追加し、裁判所が大統領の決定を覆すことはできないと定めた。次の人民議会選までの期限付きだが、選挙実施は新憲法の制定後で、早くて来春以降になる。大統領は解散中の議会の立法権を掌握しており、司法権にも切り込んだ形だ。エジプト各地では23日、新たな「独裁」と反発した市民らが抗議デモを繰り広げ、国営メディアによると、北部アレクサンドリアなどで与党事務所が襲撃される事態に発展した。

 モルシ大統領は23日、「エジプトのためにした決断だ」と改正の意義を訴えた。大統領報道官は「(昨年の民主化闘争で独裁体制を倒した)『革命』を守るため」と説明している。

 追加された規定はほかに、新憲法の起草期限を2カ月延長して来年2月に変更し、司法が起草委員会を解散させることはできないと定めた。また、民主化闘争時のデモ隊殺害などで罪に問われた前政権高官の裁判をやり直すことも盛り込んだ。終身刑(求刑・死刑)を言い渡されたムバラク前大統領も再審対象とみられる。

 世論はとりわけ、新憲法に関する決定に反発している。

 新憲法は起草委員会(100人)が草案を策定中だが、モルシ大統領の出身母体であるムスリム同胞団などイスラム勢力が過半数を占め、イスラム教の位置づけを巡る意見対立などから、委員の脱退が相次いでいる。

 また、起草委のメンバーは、先に司法判断で解散された人民議会が選出しており、裁判で正当性が争われている最中だった。大統領がイスラム系主導の新憲法の起草を「保護」したと映っている。

 昨年の民主化闘争を先導した若者グループ「4月6日運動」のアフィフィ氏(27)は「民主化に逆行した動きだ」と憤った。


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