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国際政治・世界事情

5366チバQ:2012/11/24(土) 11:03:46
http://www.afpbb.com/article/politics/2913006/9883914?ctm_campaign=txt_topics
エジプト大統領が権限強化、独裁に懸念 野党は「ファラオだ」と批判
2012年11月23日 15:57 発信地:カイロ/エジプト

【11月23日 AFP】エジプトのムハンマド・モルシ(Mohammed Mursi)大統領は22日、大統領権限を大幅に強化する新しい憲法宣言を発表した。発表について野党からは、独裁につながる動きで、ホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)前大統領の長期政権を倒した民衆蜂起を台無しにするとの批判が出ている。

 ヤセル・アリ(Yasser Ali)大統領報道官はテレビ放送を通じて、「大統領は、革命を守るためにいかなる決定・措置も下すことができる」と述べ、また「大統領の決定や法令は絶対的なものであり、異議申し立てはできない」と発表。さらに、モルシ大統領の出身母体であるイスラム勢力が大半を占めているために、世俗派の野党から批判を浴びている憲法制定委員会についても、裁判所には解散命令を出す権限はないとしている。

 この発表について野党は、「クーデター」と非難しており、また翌23日の抗議行動を全国的に呼びかけた。ノーベル平和賞受賞者で有力な野党指導者のモハメド・エルバラダイ(Mohamed ElBaradei)前国際原子力機関(IAEA)事務局長は、マイクロブログのツイッター(Twitter)への投稿で「モルシ氏は今日、全ての国家権力を侵害しエジプトの新たなファラオ(王)に名乗りを上げた。革命(の達成)に向けた大きな問題であり、悲惨な結果をもたらしかねない」と批判した。(c)AFP/Jailan Zayan


http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012112402000082.html
大統領に強力権限 エジプト 司法制限、反発必至
2012年11月24日 朝刊

 【カイロ=今村実】エジプトのモルシ大統領の報道官は二十二日、大統領に強大な立法権を認める一方、対立している司法当局の権限を制限する大統領令を発表した。AFP通信などが伝えた。

 また、アブドルマジード検事総長を解任。民主化勢力や司法当局の猛反発は確実で、政情が再び、不安定となる可能性がある。

 エジプトは現在、議会が解散状態で、大統領が立法権を握っている。報道官は「大統領は民衆革命を守るためのいかなる決定、法制定も可能になる」と説明。さらに、大統領の制定した法律は絶対的で、異議申し立てはできないと宣言した。

 また、新たな憲法の制定に向けて作業中の委員会について、司法当局の解散権を破棄。憲法起草で、イスラム勢力の影響力の確保を狙ったとみられる。政権側は「国の機関を浄化し旧政権の基盤を取り壊すため」という。

 モルシ政権は、発足当初から、司法当局とのあつれきが目立っている。十月には、アブドルマジード検事総長の更迭を試みたが、司法当局の反発で失敗。今回、一気に巻き返しを狙ったとみられる。

 だが、民主化勢力の指導者らは「大統領はすべての国家権力を奪い、自らを新たなファラオ(古代エジプト王)に任命した」と批判。国営テレビによると、二十三日、抗議デモが各地であり、大統領の出身母体ムスリム同胞団の事務所に放火するなど一部が暴徒化した。


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