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国際政治・世界事情

5353チバQ:2012/11/22(木) 20:27:59
http://mainichi.jp/select/news/20121123k0000m030045000c.html
EU首脳会議:予算案で紛糾必至 英、増額に強く反発
毎日新聞 2012年11月22日 20時15分(最終更新 11月22日 20時22分)

 【ロンドン坂井隆之、ブリュッセル斎藤義彦】欧州連合(EU)の次期中期予算(14〜20年)を巡り、英国と他の加盟国との対立が激しさを増している。欧州委員会が前期(07〜13年)比増額予算を提示したのに対し、英国は強く反発し、全会一致の予算案で拒否権発動も辞さない構えを見せる。予算案は22日開幕するEU首脳会議で議論されるが、紛糾するのは必至で、長引けばユーロ危機をめぐる協調体制にも影を落としかねない。

 「増額にこだわるなら、決して賛成できない」。首脳会議前のテレビ出演で、キャメロン首相は強気の姿勢を強調した。

 EU予算は、加盟国の拠出金などを財源に、欧州委員会の運営費や農業補助金、域内新興国のインフラ整備などに充てられる。欧州委員会は今夏、「成長と雇用を促進する」として前期比5%増の総額1兆330億ユーロ(約107兆円)の予算案を提示したが、英国やオランダ、スウェーデンなどが自国の負担増になるとして反発している。

 特に英国は、拒否権も辞さない強硬姿勢を示している。ユーロ危機を背景に与党・保守党右派のEU加盟に懐疑的な勢力が台頭しているためで、10月末には下院が予算減額を求める決議を可決。キャメロン首相としても引くに引けない状況になっている。

 一方、フランス、スペインなどの南欧諸国やポーランドなどの東欧諸国は、農業補助金などの削減を警戒して予算増額を求めている。オランド大統領は「(補助金を)維持するため戦う」と宣言しており、ユーロ危機対策と同じ「南北間対立」の様相だ。

 英国は昨年以来、EUの新財政協定に参加せず、銀行監督機関の一元化にも背を向けるなど、統合を進めるユーロ圏諸国との距離が広がっている。首脳会議でファンロンパウ欧州理事会常任議長(大統領)は当初予算案を減額する修正案を提示する見込みだが、「キャメロン首相が一度拒否権を行使しないと、英国内は収まらない」(大陸側加盟国の交渉筋)との声もあり、妥協は容易ではなさそうだ。


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