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国際政治・世界事情

5342チバQ:2012/11/21(水) 23:11:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121121-00000027-mai-int
<ガザ>停戦合意持ち越し 「内通者」6人公開処刑 
毎日新聞 11月21日(水)11時52分配信



 【パレスチナ自治区ガザ市・樋口直樹】イスラエル軍機が残した飛行機雲の合間から、おびただしい紙片が降ってきた。「身の安全を守るため直ちに家を離れるよう求める」。20日午後3時過ぎ、パレスチナ自治区ガザ地区の北部一帯にまかれたイスラエル軍の避難勧告はその日の夜、「停戦間近」と伝えられながら翌日に持ち越されたイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルによる停戦交渉の迷走ぶりを暗示していた。先行きの見えない不安の中、イスラエル軍に避難地区として指定されたガザ市中心部には避難民の波が押し寄せている。

【子供も犠牲に】ガザ地区:イスラエルの空爆、誤爆の可能性も

 ハマスのロケット弾攻撃に対し、イスラエル軍がガザ空爆を本格化してから1週間。約130人の死者を出したガザの住民は20日午後、停戦交渉の仲介役を務めるモルシ・エジプト大統領の「合意間近」の発言に胸をなで下ろした。だが、その直後にばらまかれたイスラエル軍の退避勧告で冷や水をかけられる。イスラエルが陸上部隊を送り出すとみられたためだ。

 異様な興奮状態に陥ったガザに、醜い事件も起きた。

 パン、パン、パン……。20日午後、ガザ市内を車で移動中、白昼の交差点で乾いた破裂音が響いた。拳銃を構えた覆面姿の男たちが小型バンから後ろ手に縛られた男たちを引きずり出し、頭に拳銃を向け何度も引き金を引いた。犠牲者は6人。遺体の上に乗せた大きな模造紙に、6人の名前や住所、「イスラエルの内通者として処刑した」とするハマス軍事部門の犯行声明が記されていた。

 「裏切り者を許すな」。瞬く間に集まった群衆の中には遺体を蹴りつけたり、引きずった者もいた。イスラエル軍の空爆が続く中、「内通者」の公開処刑によってイスラエルに対する民衆の憎しみをあおり立て、恐怖の力で体制に民衆を従わせようというのが狙いだ。

 夕闇が迫る中、北部地域を離れる人の波がガザ市内へ向かう。ほとんどの人は着の身着のままだ。イスラエル国境近くのベイトラヒヤからガザ市中心部の小学校へ一族30人で逃げてきたタクシー運転手(28)は「停戦で合意しても、守られたためしがない」と悲観的。

 「今夜9時から停戦」−−。地元ラジオ局の一報でほっとしたのもつかの間、すさまじい爆発音で凍り付いた。「こんな状況で停戦できるはずがない」。方々で怒りの声が上がる。

 エジプトが仲介するイスラエルとハマスによる停戦協議は結局、翌21日にずれ込んだ。日付が変わってからもガザで空爆による爆発音が鳴りやむことはなかった。


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