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国際政治・世界事情

5335チバQ:2012/11/20(火) 21:59:29
http://mainichi.jp/select/news/20121121k0000m030024000c.html
コンゴ:反政府勢力が侵攻 隣国ルワンダ軍事支援
毎日新聞 2012年11月20日 19時41分(最終更新 11月20日 19時59分)


 【カンパラ(ウガンダ)服部正法】コンゴ民主共和国で20日、反政府武装勢力「3月23日運動(M23)」が東部ゴマに侵攻した。AFP通信などが報じた。M23は今月中旬に東部・北キブ州各地で攻撃を開始。国連安全保障理事会は17日に戦闘停止を求める声明を出し、政府軍を支援する国連平和維持活動(PKO)部隊が18日にヘリコプターから攻撃したが前進は止められず、「非常に危険で憂慮すべき状況」(米国務省)に陥っていた。

 AFP通信によると、直近の戦闘で少なくとも民間人2人が死亡。国連は6万人が避難したと推計している。

 M23は3月末〜5月、政府軍の一部が離反して結成。国際刑事裁判所が戦争犯罪容疑で指名手配中のボスコ・ヌタガンダ将軍が主導し、国連などによると、隣国ルワンダとウガンダが対コンゴ武器禁輸安保理決議を破って軍事支援。両政府は支援を否定するが、欧米諸国はルワンダへの一部援助を停止する事態になった。潘基文(バンキムン)国連事務総長は17日、ルワンダのカガメ大統領に電話で事態沈静化に向けM23に影響力を行使するよう要請した。

 周辺国を巻き込んだ混乱に発展したのは、94年のルワンダ大虐殺が影を落とす。当時、多数派フツ人主体の政権などが少数派ツチ人ら80万人以上を虐殺した。ツチ系反政府組織が政権を取ると、虐殺に関与したフツ人はコンゴ(当時はザイール)で武装組織を結成。対抗してルワンダ新政権はコンゴ内ツチ系住民の武装を支援した。

 09年にコンゴのツチ系組織は国軍に編入されたが、結局はM23として離反した。カガメ政権にとってM23支援は、民族対立を背景に自らと同系のツチ人保護策であり、旧敵フツ系組織の反撃をけん制する手段だ。

 一方、「介入」の大きな動機として資源への野心が指摘されている。コンゴ東部は金やダイヤモンド、携帯電話用の金属タンタルなど鉱物資源が豊富だ。国連専門家はルワンダとウガンダが紛争に乗じて資源を奪い輸出して収益を得ていると指摘してきた。この地域に詳しい南アフリカ・ウィットウォーターズランド大のギルバート・カディアガラ教授は「ルワンダがコンゴの武装組織を支援するのは、資源獲得のためだ」と指摘している。


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