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国際政治・世界事情

5331チバQ:2012/11/20(火) 21:39:51
<エジプトとイラン>

ネタニヤフ首相はガザだけでなく、エジプトとの将来的な外交関係や、核兵器開発疑惑を抱えるイランに与える影響も考慮して戦略を練る必要がある。

エジプトでは昨年、イスラム組織ムスリム同胞団出身のモルシ大統領が選出された。これまでの間、同国とイスラエルが1979年に締結した平和条約は固守されているが、ガザ侵攻によって情勢が変化する可能性もある。

一方、イランにとって中東情勢の緊迫化は恩恵につながる。同国の核兵器開発を警戒するネタニヤフ首相は、武力行使も辞さない構えを示している。イスラエルのヘルズリヤにある学際センター(IDC)のイラン専門家Meir Javedanfar氏は、「イスラエルのガザ地上侵攻はイランにとって大きな関心事」と述べ、その理由を国際社会でのイスラエルの地位が大きく損なわれるためだと説明。「ハマスとイランの戦争でイスラエルが勝利すべき分野は、(軍事力などの)『ハードパワー』でなく(政治的価値観などで影響力を行使する)『ソフトパワー』だ」との考えを示した。

国連総会では今月、パレスチナの資格を現在の「組織」から「オブザーバー国家」に格上げする決議案の採択が行われる。しかしイスラエルは強く反発しており、ガザ攻撃の展開にかかわらず、新たな和平交渉が実現するには長い時間がかかりそうだ。

イスラエルとパレスチナの間で行われた前回の直接交渉は、イスラエルによる占領地の入植活動をめぐって2010年に決裂した。

前出のWilf議員は、「交渉というのは、合意に至る可能性が高い場合にのみ行われるべき」と指摘。「問題解決に近づいているとは全く考えられない」と語った。

(ロイター日本語サービス 原文執筆:Crispian Balmer、翻訳:本田ももこ、編集:橋本俊樹)


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