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国際政治・世界事情

5311チバQ:2012/11/16(金) 22:24:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121116-00000096-mai-int
<ガザ地区>「娘も家も失った」 武力の応酬、傷つく市民
毎日新聞 11月16日(金)21時43分配信


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イスラエルの空爆で死亡した6歳の少女ラナン・アラファトちゃんの写真を前に、思い出を語る父ユセフ・アラファトさん=パレスチナ自治区のガザ市で2012年11月16日、花岡洋二撮影
 【ガザ市(パレスチナ自治区)花岡洋二】「娘も家も失ってしまった」。イスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの武力衝突が激化するなか、ガザ市内に住むユセフ・アラファトさん(30)が力なくつぶやいた。アラファトさんはイスラエル軍による空爆で次女を殺され、自宅も失ったという。

 イスラエル軍の激しい空爆が始まった14日夕、日雇い労働者のアラファトさんは仕事を終え、妻と1男2女が待つ自宅へと急いでいた。オリーブ園に囲まれた小さな平屋建ての自宅。あと数十メートルというところで、突然、爆弾が落ちてきた。長女マリアちゃん(11)が家から逃げ出してきた。すぐに近くに2発目の爆弾が落ち、マリアちゃんの体を吹き飛ばした。駆け寄って、幸運にも無事を確認した。

 次女のラナンちゃん(6)の姿が見えない。1時間かけてあたりのガレキを手当たり次第に掘り起こし、ラナンちゃんの小さな体を見つけた。全身が傷だらけで、病院に運び込んだが死亡が確認された。

 ラナンちゃんはアラファトさんが帰宅するたびに「飛びついてきた」。毎日、幼稚園での出来事を歌を交えながら報告してくれる。夕食を取って一緒に寝るのが日課だった。この日も居間で、アラファトさんの帰りを待ちわびていたという。

 「おしゃまで、おかしな子でした」。アラファトさんはそう言って、小さな笑みを見せた。長男ジャラル君(9)は泣きっぱなしで「ラナンはどこにいるの?」と死を受け入れられない様子だという。

 アラファトさんの自宅はなぜ空爆されたのか。周辺で聞くと、住民のうち2人が「近所の空き地からロケット弾が発射されていた」と語った。地元のジャーナリストによると、武装勢力は住宅街の中でも住民の許可なく次々と空き地や農地を移動し、ロケット弾を発射しているという。イスラエルが発射地点を狙い、結果的にその近くの民家が爆撃された可能性もある。

 アラファトさんが静かに言った。「娘を殺した兵士に向けてロケットを発射してほしい。でも(イスラエル側の)民間人を殺す必要はない。平和のための何か良い解決策があるはずだ」


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