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国際政治・世界事情

5285チバQ:2012/11/10(土) 09:28:45
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20121010ddlk18070711000c.html
復興と銃声の国・レバノン:/1 首都ベイルートの今 おしゃれな店、街に活気 /福井
毎日新聞 2012年10月10日 地方版

 首都ベイルートの街角は、落ち着いた欧風の建物や高層の高級ホテルが並んでいた。洗練された雰囲気のカフェやバーのほか、マクドナルドやスターバックスもある。海岸沿いの通りは街の灯で夜中まで明るく、日付が変わってもたくさんの人でにぎわう。街は復興が進み、活気を取り戻していた。

 地中海に面し、南はイスラエル、北と東はシリアと接する中東の国、レバノン。アラブ人が約95%を占め、キリスト教とイスラム教など18宗派がある。

 1975年から15年続いた内戦は周辺国を巻き込み、死者は15万人以上とされる。内戦後も、6年前にイスラエルが侵攻し、ベイルートは一時、荒廃した。

    ◇

 夏休みを利用し、レバノンを旅した。ベイルートとは対照的に、北部の都市は内戦状態のシリアの影響で不安定な状況が続いていた。復興と緊張の間にあるレバノンの様子を報告する。【山衛守剛】

http://mainichi.jp/area/fukui/news/20121011ddlk18070626000c.html
復興と銃声の国・レバノン:/2 第2の都市トリポリへ 「危ないから行くな」 /福井
毎日新聞 2012年10月11日 地方版

 レバノン海岸線の諸都市は、紀元前から地中海貿易の拠点として栄えた。その面影を求め、レバノン第2の都市、トリポリに向かうことにした。ベイルートの北東約70キロの港町だ。

 ただ、トリポリはシリア内戦の影響を受けているという。シリアでは、政権の中枢を占めるイスラム教アラウィ派と、反体制派の中心となっているスンニ派の抗争が激化。トリポリでも両派の住民が対立しているらしい。

 ベイルート市街で乗り合いタクシーに乗り、トリポリ行きのバスが出るターミナルへ向かった。車内で隣の若い男性が声をかけてきた。トリポリに行くと告げると、「危ないから行かない方がいい。ほかにももっといい所がたくさんある」と、いくつか街の名を挙げた。

 それでもトリポリ行きはやめなかった。男性は一緒にタクシーを降り、ターミナルまで案内してくれた。その途中、男性は言った。「一つの国の中に美しい所も、危険な所もある。それがレバノンなんだ」【山衛守剛】=つづく

http://mainichi.jp/area/fukui/news/20121017ddlk18070639000c.html
復興と銃声の国・レバノン:/3 第2の都市トリポリ 日常の中に銃声響く /福井
毎日新聞 2012年10月17日 地方版

 バスを降りると、通りの食堂から肉の焼ける香ばしいにおいがした。街はアラブ語の旗や看板があふれ、車や人で騒然としている。

 レバノン第2の都市トリポリ。紀元前9世紀に地中海貿易を営んだフェニキア人の交易都市として栄え、その後はペルシャやローマ、十字軍、オスマン帝国などさまざまな支配者が統治した。旧市街地には今も各時代の史跡が残る。

 街を歩いていると、遠くから「タカタカタカタカタカ」と乾いた音が聞こえてきた。倉庫のシャッターを勢いよく開け閉めする音に似ている。機関銃の掃射音のようだ。

 目の前の風景とあまりにかけ離れていて、最初は何の音か分からなかった。子どもたちが走り回り、時間をもてあました男たちが談笑している。銃声以外は、日常そのものだ。

 複数の史跡が集まる旧市街の一角に向かった。掃射音が次第に大きくなっていった。【山衛守剛】=つづく


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