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国際政治・世界事情

5279チバQ:2012/11/09(金) 20:36:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121108/erp12110820340001-n1.htm
ロシア革命95周年 社会の分裂映す新旧記念日 クレムリンは「政変」警戒
2012.11.8 20:33 (1/2ページ)

「革命記念日」の7日、外国企業の看板が目立つモスクワ市内を練り歩いた共産党支持者ら(遠藤良介撮影)
【モスクワ=遠藤良介】旧ソ連の誕生につながったロシア革命から95年となる7日、ロシア共産党の支持者がモスクワなど各地でデモ行進や集会を行い、「革命記念日」を祝った。第2期プーチン政権は2004年、11月7日を祝日から外したものの、共産党支持者はこれを認めていない。他方、新祝日とされた「国民統一の日」(11月4日)は近年、排外的なロシア民族主義者の示威行動で注目されるありさまだ。新旧記念日の光景は、国民統合の理念を欠いたロシア社会の分裂ぶりを映し出している。

 モスクワでは7日、赤旗や横断幕を手にした数千人の共産党支持者が中心部を練り歩き、革命95周年を祝った。同党のジュガーノフ党首は集会で「クレムリン(露大統領府)と政府には今も破壊者が居座っている。地下資源や主要経済分野の国有化なくして生産の近代化は不可能だ」と力説し、中国の高度経済成長を礼賛した。

 ソ連時代に最大の祝日だった「革命記念日」は1996年、新生ロシアのエリツィン初代大統領のもとで「合意と和解の日」と改称された。プーチン政権が2004年末にこれを廃し、新たに「国民統一の日」を設けた経緯がある。

 大国復活路線をひた走っていた当時の政権には、国民の評価を二分する「ソ連」や「革命」の概念から離れ、愛国心を鼓舞する狙いがあった。ウクライナの「オレンジ革命」を目の当たりにした政権が、大衆行動による政変から国民の目をそらす思惑もあったと指摘されている。

 ただ、共産党はソ連時代に郷愁を抱く中高年層を中心に根強い支持を誇り、下院で2割の議席を占める。政権に近いグループの利権占有や貧富の格差に反発する人々が、「唯一の組織的な反政権政党」との理由で支持している側面もある。

 政権は7日、クレムリン前の「赤の広場」で第二次大戦期の軍事パレードを再現する官製イベントを催し、やはり「革命」とは一線を画す姿勢を見せた。

 一方、新たな祝日「国民統一の日」は1612年の11月4日、ロシアの人民義勇軍がモスクワからポーランド軍を撃退したことにちなんでいる。だが、国民の間でこの祝日の認知度は低く、近年はむしろロシア民族主義の台頭を印象づける日と化している。

 モスクワ中心部では4日、最大2万人(主催者発表)の民族主義者が「ロシア人(民族)の行進」と称するデモを行い、移民排斥やプーチン政権打倒を叫んだ。政権は新たな祝日の制定当時、多民族の団結に基づく「国家主義」の浸透を念頭に置いていたものの、その外国敵視や大国路線が民族主義を勢いづける誤算となった。


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