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国際政治・世界事情

5267チバQ:2012/11/06(火) 22:03:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121106/asi12110608290000-n1.htm
【日々是世界 国際情勢分析】
パキスタンの少女銃撃事件 過激派への非難高まる
2012.11.6 08:27 (1/2ページ)
 女性の教育を受ける権利を主張し、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」を批判していたマララ・ユスフザイさん(15)がTTPに銃撃された事件について欧米メディアは大きく取り上げ、イスラム過激派に対する非難の声が高まっている。

 10月29日号の米誌ニューズウィークは昨年1月にイスラム教に対する冒涜(ぼうとく)罪を批判したとして、イスラム過激派の警護官に銃殺されたパキスタン・パンジャブ州のサルマン・タシール知事の娘でジャーナリスト、シェルバノ・タシールさんの記事を掲載している。

 タシールさんは「マララさんに対する攻撃が明らかにしたのは、教育に関わる闘いであるということだ」とし、「マドラサ(イスラム神学校)や聖職者が運営する宗教色の強い学校はイスラム過激派の繁殖地となっている。聖職者は批判的思考法を教えない。その代わりに彼らは憎悪を広める」とパキスタンにおける教育の問題点を示した。

 その上で、「良い教育カリキュラムを持った学校は批判的思考が永遠で普遍的であることを教えることができる。これこそがタリバンが最も恐れているものだ。批判的思考はテロリズムの影響力を弱めることができるからだ」と訴えた。

 10月20日号の英誌エコノミストは「パキスタン人は同国のタリバンに対し、前例のない怒りを言葉にしている」としながらも、「問題は政治、軍事そして宗教の指導者がマララさんのような勇気を持っているかどうかだ。大部分はパキスタンのタリバンを非難せずに攻撃を非難した」と報復を恐れ、公然とタリバンを非難できない現状を指摘した。

 一方で過激派に対し強硬的なスタンスを取るパキスタン軍のカヤニ将軍が病院でマララさんを見舞った際、「われわれは恐怖の前にひざまずくことを拒否する。われわれはどんな対価が支払われようと戦うだろう」と発言したことを紹介している。

 10月29日号の米誌タイムは「一人の少女がタリバンに立ち向かった。残りのパキスタン人は彼女と手を携えるか?」と題して、「みなマララさんについて嘆くが、マララさんと同じ境遇の少女たちを嘆く者はいない」というパキスタン・イスラム教徒連盟の政党幹部の声を載せ、「暴力と非難の応酬の連鎖が、彼女を銃撃した者たちへの決定打を打つことを難しくしている」とした。


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