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国際政治・世界事情

5238チバQ:2012/10/31(水) 22:16:55
 <恨み忘れぬ性格>

 モディ政権の当局者や現地の企業関係者はモディ首相の人物像について、記憶力が優れ、細かなことまで関心を示し、比類ないほどのエネルギーや説得力を持っていると表現する。しかし、その一方で、復讐心が強く、いつまでも恨みを忘れず、反対派を容赦しない人物だと説明している。

 匿名を条件にインタビューに応じたある政府関係者は「もしあなたがモディ首相から嫌われていれば、あなたの未来はないだろう」と語った。

 モディ首相はグジャラート州北部の中流下位の家庭に生まれ、若いころは家族で切り盛りしているお茶の屋台で働いていたとされている。その後、ヒマラヤの山地を「神を求めて」放浪した後、現在の国政野党であるインド人民党(BJP)の理論的親団体であるヒンズー至上主義組織「Rashtriya Swayamsevak Sangh(民族奉仕団)」で頭角を現した。

 また、彼は禁欲的な生活スタイルやヨガ愛好者としても知られている。

 現地メディアによると、若い時に結婚歴があるとされているが、本人はそれを認めていない。

 <2ケタの経済成長>

 インドの政界でモディ首相に対する評価は日増しに高まっており、野党のインド人民党にとって、2014年の国政総選挙で与党の国民会議派を打倒する切り札となる可能性がある。

 モディ首相はロイターとのインタビューで「グジャラート州は自分が努力しなくとも投資家の信頼感を獲得できる状態になった。われわれの州は国内ばかりでなく、世界的にも大きな信頼感を勝ち得ている」と語った。

 実際、インド経済が急速に鈍化しているにもかかわらず、グジャラート州は2ケタの成長を遂げている。インドの大半の地域を苦しめている恒常的な電力不足も、グジャラート州では無縁だ。

 企業関係者は、モディ首相によってグジャラート州でのビジネスがスムーズに進むようになったと評価している。同州では、工場建設のための土地取得が順調に進むほか、インドの他の州で見られがちな官僚主義的対応による遅れが比較的少ないという。

 ティーグループを運営するWagh Bakriのマネジングディレクター、ラセシュ・デサイ氏は、モディ政権は工場拡大の申請を迅速に承認してくれたと指摘、「モディ首相に朝6時に会い、夜11時に再び会っても、全く同じ様子でいる。彼は疲れを知らないようだ」と語っている。

 もっとも、グジャラート州は以前からインド経済の牽引役を果たしてきたとして、同州の経済的成功はモディ首相の手柄ではないと指摘する向きもある。

 ただ、モディ首相を批判する人々ですら、グジャラート州に新規事業を勧誘し、大企業を誘致するため2年ごとに投資家向け会合を開いてきた首相の姿勢は評価に値するとしている。(Matthias Williams、Annie Banerji 記者;翻訳 長谷部正敬)


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