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国際政治・世界事情

5226チバQ:2012/10/29(月) 22:34:26
http://mainichi.jp/select/news/20121027k0000m030055000c.html
ウクライナ総選挙:「ボクサー新党」に勢い 2位争い展開
毎日新聞 2012年10月26日 20時40分(最終更新 10月26日 20時57分)

 【キエフ大前仁】旧ソ連のウクライナで28日、任期満了に伴う最高会議(国会、定数450)の選挙が行われる。ヤヌコビッチ大統領(62)の与党「地域党」が優勢だが、野党勢力では人気ボクサーが党首の新党が支持を広げ、その勢いが注目されている。

 台風の目になっているのは、世界ボクシング評議会(WBC)ヘビー級王者で国民的英雄のビタリ・クリチコ氏(41)が10年に設立した「改革のためのウクライナ民主連合(UDAR)」。UDAR(ウダール)はウクライナ語でボクシングの「一撃」を意味し、これが通称になっている。汚職撲滅を訴えて都市部や若者を中心に支持を集め、04年の民主化運動「オレンジ革命」の立役者として知られるティモシェンコ前首相(51)が率いる野党第1党「ティモシェンコ連合」と2位争いを繰り広げている。

 クリチコ氏は99年から3回にわたって世界王者の座に就き、今年9月にタイトルを保持したまま現役引退を表明したばかり。06年、08年にキエフ市長選に立候補したが落選し、目立った政治経験はない。だが、クリチコ氏を看板にした新党は官僚や他党出身の政治家を候補者に立て、「各分野の専門家をそろえた」(コバリチョク副党首)と強調。議会選の結果次第では、クリチコ氏が次期大統領選(15年)の有力候補に浮上するとの観測も出ている。

 これに対し、ティモシェンコ連合は、党首のティモシェンコ前首相が昨秋、職権乱用罪で実刑判決を受けて服役中。欧米諸国は政治的な不当判決だと批判しているが、看板党首が出馬できなくなったことが響き、議席減が避けられない状況だ。またティモシェンコ氏と並ぶ「オレンジ革命」の立役者でその後たもとを分かったユーシェンコ前大統領(58)が率いる「われらのウクライナ」は議席獲得に必要な得票率(5%)に届かず、全議席を失う公算が大きい。今回の選挙では「オレンジ革命」を支えた勢力の衰退が加速しそうだ。

 他の政党では、イタリアのサッカーチーム・ACミランなどで活躍した元選手のアンドリー・シェフチェンコ氏(36)が候補者に加わる「ウクライナ前へ」や、極右政党「自由」も議席獲得の可能性が指摘されている。

 だが与党の地域党が第1党を維持することは確実視され、現在の195議席から単独過半数(226議席以上)へ上積みを狙っている。最新の各種世論調査によると、地域党の支持率は22〜27%と他の野党勢力を大きく上回り、各地でインフラ整備を進めてきた政府の経済政策が支持されているとの見方もある。連立相手の共産党も一定の支持層を維持しており「議会与党は変わらない」(政治評論家のポグレビンスキー氏)とみられている。

 最高会議議員は任期5年。選挙は比例代表と小選挙区の並立制で行われる。


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