したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

5216チバQ:2012/10/28(日) 22:37:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121028/erp12102821240004-n1.htm
続投?大統領?財務相? 実務家モンティ首相の去就に関心
2012.10.28 21:21 (1/2ページ)

27日、イタリア北部ミラノ近郊で記者会見するベルルスコーニ前首相(AP)
 【ベルリン=宮下日出男】来春に任期を終えるイタリアのモンティ首相の去就に関心が集まっている。経済学者から就任して来月で1年。債務危機対応を担った手腕への評価は高く、続投の期待が高まるが、選挙の洗礼を受けない続投には反対も根強く、大統領など他の要職に置く案も浮上。一方、「痛み」を強いられる国民は、ベルルスコーニ前首相の脱税事件で深まる政治不信とも絡んで、複雑な心境のようだ。

 モンティ首相は昨年11月、同国への危機波及と与党内の混乱でベルルスコーニ前首相が退陣したのを受け就任。政治家のいない実務家内閣を発足させ、財政緊縮策や労働市場改革などを断行してきた。

 任期は来春の総選挙までで、首相自身は出馬を否定し、「引退」の意向を強調してきたため、政治家主導の次期政権下で改革が挫折するのではないかとの不安が、欧州連合(EU)や金融市場でくすぶっている。

 だが、モンティ首相は最近、「役立てる環境になるなら検討する」と続投を拒まない考えを表明。現時点では中道右派、中道左派ともに選挙後に安定政権を樹立できるか微妙で、発言は両陣営の協力態勢に必要な場合の続投を念頭に置いたものとみられる。

 財界では首相続投への期待は高く、企業経営者やエコノミスト対象のある調査では8割が支持。伊自動車メーカー・フェラーリのモンテゼーモロ会長は、経済悪化では例外的に続投を容認すべきだとの認識を示している。

 ただ、政界では選挙を経ない首相続投に否定的な意見も強く、来年5月に任期を終えるナポリターノ大統領の後任にモンティ首相を据える代案が浮上。象徴的立場に置くことで、国外に改革路線の継続をアピールできるという。

 また、英紙フィナンシャル・タイムズは、中道左派政権が樹立された場合、首相を財務相に充てる案が検討されていると報道。欧州諸国の信頼が厚い首相に欧州担当の閣僚も兼務させる可能性があるとしている。

 イタリアでは、過去約20年間で政権を3回握ったベルルスコーニ前首相が次期選挙で首相候補として出馬しない意向を表明。議会最大勢力で、自身が率いる保守系の自由国民の支持が低迷する中、首相への信任取り下げもちらつかせ、政界への影響力維持を図るが、脱税事件で実刑判決を受け、「ベルルスコーニは終わった」(伊経済学者)との見方が強い。

 国民の間では、27日にローマで数万人が抗議デモを繰り広げるなど、緊縮策への反発は強く、世論調査では約5割がモンティ首相続投に反対する。ただ、政治不信が高まる中、モンティ氏個人の支持率は4割以上で、他の政党党首を抜いて最も高い。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板