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国際政治・世界事情

5176チバQ:2012/10/21(日) 13:18:10


首相のお膝元で与党が苦戦 スペイン、21日に2自治州で議会選 
2012.10.20 20:34 (1/2ページ)

 【ブリュッセル=宮下日出男】債務危機に見舞われるスペインで21日、北西部ガリシア自治州と北部バスク自治州の両州議会選が実施される。ガリシアはラホイ首相のおひざ元だが、首相与党が苦戦。バスクでは分離独立を掲げる地域政党が躍進する見通しだ。来月に州議選を行う東部カタルーニャでも独立機運が高まる。危機で痛みを強いられる国民の不満が、地方から噴出している。

 ガリシアは保守系与党の国民党が過去約30年間の大半で政権を握ってきた自治州だ。国民党が75議席中39議席を獲得して過半数に届くとの世論調査もあるが、多くの有権者が投票先を決めていないともされる。

 ラホイ政権の度重なる緊縮策は各州の財政・経済にも影響を与え、国民の不満は極めて高い。首相がユーロ圏への新たな支援申請を躊躇(ちゆうちよ)していたのも、地元の選挙前に、政治的にマイナスイメージを与えたくなかったためだとされる。

 だが、国民党支持者の1人はロイター通信に「国民党は有権者から罰せられるだろう」と語っている。

 一方、バスクでは、独立急進派の3党が昨年結成した左派政党「ビルドゥ」が75議席中、20〜25議席を占め、第二党に躍り出る勢いだ。第一党を維持する見込みの穏健派、バスク国民党も自治権の拡大を目指す。

 バスクは、過去に反政府組織「バスク祖国と自由」(ETA)が分離独立を目指して武装闘争を繰り広げるなど、もともと独立運動が活発だ。だが、深刻な経済状況と中央政府への不満が、さらに「独立」への機運を高めている。

 11月25日に州議選を前倒ししたカタルーニャも同様だ。9月には独立を求める大規模デモが行われ、世論調査でも多くの住民が独立を支持。その是非を問う住民投票の実施を目指す動きも強まっている。

 国内総生産(GDP)の2割を占め、本来は裕福なカタルーニャだが、税収が中央政府に吸い上げられ貧しい地方に回される一方、自らも痛みを強いられるとの反感が住民には強い。こうした動きに、ラホイ首相は「経済危機に加え政治危機を招くのは最大の過ち」と警告している。


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