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国際政治・世界事情

5171チバQ:2012/10/21(日) 13:06:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121019-00000025-mai-int
<トルコ>砲撃響く中、一家総出で綿花摘み シリア国境
毎日新聞 10月19日(金)11時36分配信


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黒煙を上げるシリアのサルクイン近くで、綿花の収穫を急ぐトルコ人農家の人々=トルコ南部ハジュパシャ近くで2012年10月18日、樋口直樹撮影

 青く高い秋空の下で、真っ白にはじけた綿花が揺れる。18日、内戦下のシリアと国境を接するトルコ南部の村ハジュパシャへ近づくと、シリア側の隣村サルクインから幾筋もの黒煙が立ち上っていた。パンパン、ドン、ズドーン。シリア政府軍による攻撃のようだ。乾いた銃声と腹に響く爆発音に背を押されるように、トルコ人農家は一家総出で綿花摘みを急ぐ。「怖くても収穫は今しかできません」。スカーフ姿の若い女性は高鳴る心臓をなだめるように胸に手を合わせた。【アンタクヤ(トルコ南部)樋口直樹】

 道路から国境方面に広がる綿花畑へ足を踏み入れると、直径2メートル近くあるクレーターのような穴が目を引いた。「この畑だけで4カ所。シリア側からの迫撃砲弾が落ちた痕です」。監督役のチャポールさん(63)が説明した。「幸いにも着弾したのは全て夜中でした。昼間だったらどうなっていたことやら」と振り返る。

 小学生ぐらいの男の子数人を含む約30人が綿花を摘んでいる場所から国境まで1キロ。サルクインまではさらに約6キロ離れているが、その間にも小さな集落がある。近くのハジュパシャには17日も迫撃砲弾が落下。けが人は無かったが、周囲の丘に陣取るトルコ軍がすかさず迫撃砲で反撃した。道路沿いには迷彩色の装甲車も配置され、機銃はシリア領側をにらんでいる。

 トルコ、シリア関係は近年で最悪の状態にある。トルコ南東部アクチャカレで今月3日、シリア側から発射された迫撃砲弾で子供4人を含む住民5人が死亡した事件は、両国がそれぞれ相手の民間航空機の領空飛行を禁止する事態に発展。トルコは大量のシリア人難民を受け入れる一方、シリアの反体制派をてこ入れしている。

 今月末にはイスラム教の犠牲祭が巡ってくるが、チャポールさんは「今年もあちら(シリア側)へ行けそうにありません」と表情を曇らせる。トルコ・シリア間で09年9月にビザ(査証)無し渡航が実現して以来、国境を挟んで隣り合う村々は犠牲祭に合わせて大掛かりな相互訪問を始めたが、昨年3月にシリアで反政府デモが始まって以来中断したままだ。


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