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国際政治・世界事情

5165チバQ:2012/10/19(金) 22:52:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121019-00000060-mai-int
<パレスチナ>ヨルダン川西岸で7年ぶり選挙…賛否両論
毎日新聞 10月19日(金)18時47分配信


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ほぼ7年ぶりとなる選挙を前に、投票の仕方を啓発するために街に張り出されたポスター=ヨルダン川西岸ラマラで2012年10月16日、花岡洋二撮影

 パレスチナ自治区ヨルダン川西岸で20日、地方議会選が実施される。選挙は7年ぶりだが、悲願の独立国家樹立に有益か賛否両論がある。中心都市ラマラで有権者と立候補者の思いを聞いた。【ラマラ(ヨルダン川西岸)で花岡洋二】
 ◇ガザ、東エルサレムでは実施されず

 パレスチナ人は、イスラエル占領下のヨルダン川西岸とガザに、東エルサレムを首都とした国家樹立を目指している。承認される見通しは立たないが、国家機能の整備は始まっている。地方選は、選挙実施や自治体運営の能力があることを内外に示すとの期待がある。

 しかし今回の選挙は、パレスチナ自治政府が一定の行政権を持つ西岸に限られる。自治政府と対立するイスラム原理主義組織ハマスが実効支配するガザと、イスラエルが併合した東エルサレムでは、実施されない。西岸にも多数の支持者がいるハマスは、立候補と投票のボイコットも決めた。このため、地方選が「分断を固定化する」との批判がある。

 ラマラ中心部は選挙ムードが強く漂う。候補者の顔写真や横断幕があちこちに掲げられ、投票方法を絵で説明する選管のポスターもある。CD店店主のサーメルさん(48)は、「あらゆる問題は、選挙を通じてでしか解決できない」。投票には行くという。家具店店主のフサムさん(49)は占領下の生活を嘆き、「まず無能な自治政府を変えないと。市議選に意味はない」。棄権するつもりだ。

 民間調査機関「アウラド」が9月下旬に行った世論調査では、有権者の72%が「投票する」と回答、「しない」の18%を大きく上回った。経済開発や雇用創出、行政サービスの効率化が、重要争点として挙げられた。

 地方政党「この市の息子たち」の事務所を訪れた。ムサ・ハディド代表(47)ら候補者とスタッフが、戸別訪問の手順を話し合っていた。運動員約300人と手分けし「有権者1万3000人全員と接触する」。公約は下水道整備、渋滞解消、情報公開などだ。

 党の支持母体は古くからの住民団体で、自治政府主流派組織ファタハのメンバーも加わる。ライバルは別のファタハ系政党と独立系政党だ。市議候補のタミ・ラフィディさん(36)は「生活に密着した問題は、許認可などで『占領』の問題に行き着く。選挙と運営に住民が関与すれば、将来的にはパレスチナ問題への取り組みに寄与する」と強調した。

 ◇パレスチナの選挙◇

 地方選は04年12月〜05年12月▽自治政府議長選は05年1月▽評議会(国会)選は06年1月−−に、ヨルダン川西岸とガザ両地区で実施されたのが最後だ。評議会選では、イスラム原理主義組織ハマスが、自治政府主流派組織ファタハに圧勝し、それが07年6月からの両地区の分裂統治につながった。10年と11年には自治政府が地方選の日程を発表したが、ハマスがボイコットを表明して延期した。地方議会選は過半数を獲得した党の代表が首長に就く。


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