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国際政治・世界事情

5155チバQ:2012/10/16(火) 23:33:45
http://mainichi.jp/select/news/20121016k0000e030149000c.html
ロシア:イラクと関係強化 アラブの「足場」回復狙う
毎日新聞 2012年10月16日 10時26分(最終更新 10月16日 10時45分)

 【モスクワ大前仁】ロシアがかつての友好国イラクとの関係強化に乗り出した。03年のイラク戦争以降初となる兵器売却で合意したほか、油田開発でも積極的に参入するなどしている。「アラブの春」で親露政権だったリビアのカダフィ政権が倒れ、シリアのアサド政権も崩壊の危機に見舞われており、イラクで足場の回復に取り組んでいる。

 プーチン露大統領とイラクのマリキ首相は今月10日、モスクワ郊外で会談し、外交や貿易関係を拡大させることで合意。両政府が今年4〜8月に、3回にわたり総額42億ドル(約3300億円)の兵器売買契約を交わしていたことを明らかにした。ロイター通信は契約額がソ連崩壊後の外国向け兵器売却で、史上3位の高額になると報じた。

 ロシア・メディアによると、売却されるのは攻撃用ヘリコプター「ミル28NE」30機以上と、対空防御システム「パーンツィリS1」40基以上。イラクはソ連時代を通じて、ロシア製兵器の主要な輸出先だったが、米軍がイラクを占領下に置いた03年以降、市場から締め出されていた。

 中東・北アフリカでは、親露国だったカダフィ前リビア政権が昨年に崩壊したことに続き、アサド・シリア政権も存続の危機に直面。ロシア兵器産業への影響が指摘されていたところだっただけに、イラクとの合意は「反転攻勢」の一環となりそうだ。イラク側も兵器・装備面で米国依存を脱する意向があるとされる。

 ロシアはイラク戦争後、契約の凍結や見直しを強いられたイラクの油田開発でも、積極的に参入を始めた。ロシア国内2位の石油企業「ルクオイル」は09年、イラク南部の「西クルナ油田」の開発権を獲得。最近ではクルド自治区の油田開発への参加を図るロシア企業も出ている。プーチン大統領は首脳会談で「我が国の企業がイラクで活発に活動しているので、(イラク政府の)支援を仰ぎたい」と訴えていた。


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