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国際政治・世界事情

5124チバQ:2012/10/10(水) 23:46:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121010/mds12101021280002-n1.htm
トルコ 世論うかがい出方模索 シリア砲撃から1週間
2012.10.10 21:27 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】トルコ南部のシリア国境付近で3日、同国からの迫撃砲弾でトルコ人5人が死亡した事件から1週間が過ぎた。内戦が続くシリアからは散発的に迫撃砲弾の飛来が続いており、トルコ側はそのたびに報復砲撃を実施、軍事的緊張は弱まっていない。

 シリア反体制派を支援しているトルコのエルドアン政権としては、世論の反応をうかがいながら、一連の事件をアサド政権弱体化に利用する方策を模索しているとみられる。

 トルコからの報道によると、同国軍の参謀総長は10日、「シリアからの砲撃が続くなら、さらに強い反撃に出る」と警告。同軍は同日までに、南東部ディヤルバクルの空軍基地に少なくとも25機のF16戦闘機を追加配備してにらみをきかせている。

 またトルコが加盟する北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長は9日、両国の緊張緩和と呼びかけつつ、「必要なら(NATOとして)トルコを防衛する計画はある」と述べた。集団的自衛権の行使による介入の可能性をちらつかせ、シリア側を牽制(けんせい)した格好だ。

 ただ、そもそもの砲撃の経緯はなお、判然としない部分が多い。3日の砲撃についてトルコでは、アサド政権が4日、謝罪し再発防止を約束したと伝えられたが、シリアのジャファリ国連大使はその後、「原因を徹底調査する」と表明するにとどめた。「もともと政府は謝罪などしていない」(シリアの著名ジャーナリスト、ホルシド・デリ氏)という見方もある。

 そうした中、両国国境では5日以降も、シリア側からの迫撃砲弾の着弾とトルコの反撃が続発。アラブ系メディアでは、「アサド政権がトルコを挑発している」「トルコを軍事介入に導くために反体制派が仕掛けている」といった、相反する見方が飛び交っている。

 米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた9月時点での世論調査によると、エルドアン政権によるシリア反体制派支援を支持しているのはトルコ国民の2割弱。

 最大野党の共和人民党(CHP)は「反体制派に一方的に肩入れしすぎだ」と批判を強めており、エルドアン首相が今後、本格的な軍事作戦に踏み切れば、世論の反発が噴出する可能性もある。好調な経済が減速する懸念もあり、同首相としても安易な紛争拡大は避けたいのが本音だ。


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