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国際政治・世界事情

5098チバQ:2012/10/03(水) 23:43:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121003/amr12100322190008-n1.htm
ベネズエラ大統領選 野党、チャベス氏を猛追 反米の盟主ピンチ!
2012.10.3 22:18 (1/2ページ)
 【ニューヨーク=黒沢潤】南米の産油国ベネズエラで7日、大統領選が行われる。4選を目指す反米左翼チャベス大統領(58)が戦いを優位に進めているが、主要野党統一候補のカプリレス前ミランダ州知事(40)が激しく追い上げ、両者の差は縮小傾向にある。政権交代は中南米地域における反米勢力の“盟主”の退場を意味するだけに、米国や域内各国は選挙の行方を注視している。

 チャベス大統領は前回選(2006年)では得票率63%で圧勝した。今回は主要世論調査によれば、カプリレス氏に対し10ポイントほど優勢だが、カプリレス氏は終盤に入って猛追している。

 約14年間にわたり、独裁体制を敷いてきたチャベス大統領は、豊富な石油資源を背景に衣料や教育の無償化、貧困層への住宅提供や現金支給など、広範な“バラマキ”を実施してきた。

 しかし年間のインフレ率は30%近くへと上昇。相次ぐ企業の国有化で、産業界からは反発を買っている。

 マフィア同士の抗争などを除く殺人事件は昨年、前年比約30%増の約1万9千件に達した。昨年確認された誘拐事件も1999年の政権発足時に比べ26倍(1150件)で、治安悪化への国民の不満は小さくない。チャベス大統領は過去数回、腫瘍摘出手術も受けるなど、健康不安ものぞかせている。

 一方、25歳で政界入りし、若くして国会議長も務めたカプリレス氏は基本的に市場重視派だ。ただ、国営石油会社(PDVSA)を早急には解体せず、財務・運営面で政府からの独立を強化させていく方針。油田開発分野で外国投資も積極的に受け入れ、日量300万バレル弱の現在の石油生産を倍増させたい考えだ。

 石油資源をもとに貧困対策も当面は堅持し、政権交代に伴う急激な社会変革は回避する意向とみられる。

 政権が交代した場合に注目されるのは外交政策だ。

 ベネズエラはキューバ、ニカラグア、ボリビア、エクアドルといった中南米の反米諸国の急先鋒。しかし「(カプリレス政権誕生なら)6カ月以内に駐ベネズエラ米大使が復帰するのは確実」(ベネズエラ・オリエンテ大学の米国人教授スティーブン・エルナー氏)とされるなど、対米関係改善が劇的に進む見通しだ。

 さらに、石油提供などの見返りに維持されてきた中南米地域の反米同盟は、“盟主”を失うことで存在基盤を弱めることになる。チャベス政権の経済支援に頼ってきた中南米諸国も、政権交代の影響を免れることはできない。

 ベネズエラは、核兵器開発疑惑で国際社会から非難を浴びるイランとも共闘してきた。アフマディネジャド大統領は今年2回、ベネズエラを訪問し、共闘姿勢を再確認している。


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