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国際政治・世界事情

5047チバQ:2012/09/24(月) 20:41:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120924/erp12092414110000-n1.htm
露、首相の弱体化顕著 政権の派閥対立も深まる 内閣には「不可能な課題」
2012.9.24 14:09 (1/2ページ)
 【モスクワ=遠藤良介】ロシアのプーチン政権で首相を務めるメドベージェフ前大統領の弱体化が顕著になってきた。5月に就任したプーチン大統領はメドベージェフ前政権期の政策をことごとく覆しており、最近は予算編成をめぐってメドベージェフ内閣の3閣僚を懲戒処分にした。メドベージェフ氏がプーチン氏を頂点とする権力エリートの一翼を担う存在にすぎないことが鮮明になっており、政権内の派閥対立が深まる兆候もある。

 メドベージェフ氏は政権内のリベラル派とされ、前大統領期には政治・経済の国家統制を緩める方向で独自色を出そうと試みた。集会の規制強化法案に拒否権を行使する一方、刑法から「中傷」罪を削除したり、非政府機関(NGO)に関する法制を簡素化したりしたことが挙げられる。

 これに対し、通算3期目のプーチン政権はこれら全てを元に戻したのみならず、NGOの統制を大幅に強めるなど正反対の方向にかじを切っている。

 プーチン氏は今月19日、5月の大統領令で命じた内容が2013〜15年の予算案に盛り込まれていないとし、地域発展相ら3閣僚を懲戒。プーチン氏が大統領選前に公約した大学教員や医師の給与引き上げ、極東開発といった政策について予算措置がとられていないことに激怒したもので、メドベージェフ氏を公然と叱責したに等しい。

 今やメドベージェフ氏の権威失墜は明らかで、プーチン氏がある時点で首相を解任するとの見方も有識者の間では根強い。

 ただ、そもそもプーチン氏の選挙前公約は2兆8千億ルーブル(約7兆円)相当と試算される“バラマキ”であり、「公約の実現と均衡予算の達成は解決策のない課題」(ノーバヤ・ガゼータ紙)とみられている。

 メドベージェフ氏は財源不足を補うため、国営石油・天然ガス企業「ロスネフチガス」の配当金の95%を予算に組み込む案を承認。同社は露指導部のシロビキ(治安・特務機関出身者ら武闘派)を代表するセチン氏が率いており、これはシロビキの権力基盤に切り込む動きとみられている。

 露政治学者、ミンチェンコ氏らが8月に発表した報告書によると、露指導部はシロビキなど利害の対立する複数の派閥から構成され、プーチン氏は「裁定者」として権力を保持している。プーチン氏の政権運営には常に、派閥間の微妙なバランスが崩れるリスクがつきまとっている。


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