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国際政治・世界事情

5004チバQ:2012/09/13(木) 22:28:37
http://mainichi.jp/select/news/20120914k0000m030112000c.html
オランダ総選挙:「親EU」冷静に判断…自国の利益優先
毎日新聞 2012年09月13日 22時19分

 【ハーグ(オランダ)斎藤義彦】ルッテ首相率いる自由民主党が第1党になった12日のオランダ総選挙では、極右政党などが主導する形で「欧州債務危機」が北方欧州諸国で初めて争点化された。選挙結果はオランダ国民が、ためらいながらも、南欧諸国の救済や共通通貨ユーロの維持が自国の利益になると冷静に判断したことを示す。来年はドイツの総選挙で、大衆迎合主義的な「反欧州連合(EU)」宣伝がいかに政治を悩ますか、先行事例になった。

 先月中旬までの世論調査ではユーロ導入に反対した最左派の社会党がギリシャ救済策の見直しや欧州統合減速を求め、一時トップを走った。また、政治宣伝にたけた極右・自由党も、市民に救済策への不満が充満しているのをみて、極端な「EU離脱」を主張し、主要政党を脅かした。

 こうした主張に押される形でルッテ首相も「もうギリシャ救済はたくさん」と発言、右派や中道政党もこぞって反EUムードを選挙に利用した。

 危機対策としてルッテ政権は年金支給開始年齢引き上げなど、福祉見直しや緊縮策を実行した。生活水準低下という「身近な危機を解決してほしいとの思いが極端な政党の支持になった」(スカウト・オランダ国際問題研究所研究員)。

 しかし、経済の大半を貿易に依存するオランダでは、経済界に反EUを警戒する声が根強い。球根など農産品の輸出団体LTOのマート代表は「強いEUこそオランダに必要。反EUは国益を損ねる」と話す。こうした声を背景に、ギリシャに対し緊縮策を要求しながらも救済を承認してきたルッテ首相の自由民主党、親EUを掲げた労働党の双方が「開かれた国」を信じる国民に広く承認されたと言える。

 選管が発表した開票率98%現在の議席数は自由民主党41(現有議席31)、労働党39(同30)、社会党15(15)、極右・自由党15(24)、キリスト教民主勢力13(21)、民主66・12(10)、諸派15(19)。

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