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国際政治・世界事情
4967
:
チバQ
:2012/09/08(土) 12:34:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120907-00000141-mai-int
<シリアルポ>避難民ら廃虚で生活
毎日新聞 9月7日(金)23時31分配信
拡大写真
ダマスカス中心部にある旧市街のスーク(市場)。市内でも数少ない安全な地域だ=2012年9月6日、前田英司撮影
「ボン」。砲撃音が腹の底に響き、衝撃で建物が揺れた。内戦状態の続くシリアの首都ダマスカス郊外では連日、政府軍と反体制派が「首都攻防」をかけた戦闘を繰り広げ、数十人規模の死者が出ている。その一角にある町アドラで、建設途中のまま放置されている団地に足を踏み入れると、家を失った人々が身を寄せ合い、息をひそめて暮らしていた。
「水や食べ物が不足している。このまま冬を迎えたら、どうやって生きていけばいいのか」。コンクリートむき出しの部屋で、男性(68)がため息をつく。ガラスのない「窓」は布で覆われ、ドアのないトイレが異臭を放つ。1カ月ほど前、一族30人で別の郊外の町ドゥメールから逃れてきた。「政府軍に家を焼かれ、家財も略奪された」。迫撃弾の雨の中、脱出したという。
アサド政権打倒を掲げるシリア反体制派が首都攻略の「最終決戦」を宣言したのは今年7月。以来、ダマスカス一帯では戦闘が激化し、連日のように昼夜を問わず砲撃音が鳴り響く。アドラなどの住宅街には避難民が大量流入し、空き家や廃虚を占拠。居場所を確保できず、屋外で夜を過ごす家族もいる。男性が疲れた表情でつぶやいた。「内戦が続く限り、解決策など見いだせるはずがない」
ダマスカス市内では政府軍は随所に自動小銃を持った兵士を立たせ、検問所を設けて「不審者」に目を光らせている。
一方、市東部・旧市街のスーク(市場)には庶民の姿があった。安全に買い物ができる数少ない場所だという。政府軍の分厚い警備に守られた「安全地帯」もある。ダマスカス中心部にほど近い市南部のクファルスーサ地区。政府要人や富裕層の暮らす高級住宅街があり、ショッピングモールは通常通り営業。地下の飲食店街やゲームコーナーでは、家族連れの楽しげな笑い声が響いていた。衣料品店には「秋物」の新作コレクションも並ぶ。この地区は、市内屈指の高級住宅街と、反体制派が根城とする貧困地区が混在する。モールのわずか数十メートル先はダマスカス最大の戦闘地域の一つだ。「銃撃音は聞こえてくるが、こちら側にいれば大丈夫」。モールで働く男性店員(35)がほほ笑んだ。
身代金狙い拉致合戦
カタールの首都ドーハで家具のデザイン会社に勤めるシリア人女性(29)は8月8日、ダマスカス北部のカブーン地区にある実家を訪ねた帰り道、突然2人組の男に銃を突きつけられて拉致された。車に押し込まれ、同じ地区の民家に手足を縛られて、監禁された。「先に俺たちの仲間が拉致された。お前は『捕虜交換』のための人質だ」。男たちは吐き捨てるように言ったという。
その後、3軒の民家を転々とさせられた。寝るときは床で壁側を向いて横になるよう強要され、水がほしいと頼むと、顔にかけられた。父親が60万シリアポンド(約70万円)の身代金を払い、12日後にようやく解放された。女性は「精神的なショックが大きく、(記憶力に障害をきたして)今も友人の名前などが思い出せない」。
犯人の男たちは、会話の内容などからアサド大統領と同じイスラム教アラウィ派だと分かった。一方、女性は、政府と対立する反体制派に多いイスラム教スンニ派だ。仲裁に入った治安関係者から「警察に通報するな」と命じられ、事件は表ざたになっていない。だが、ダマスカスでは最近、こうした親アサド政権と反体制派双方の武装勢力による「拉致合戦」や富裕層を狙った身代金目的とみられる誘拐事件が相次いでいるという。
「ダマスカスは非常に危険になった。早くドーハに戻りたい」。女性は表情をこわばらせるが、カタールはアサド政権と敵対しており、シリア人の彼女がビザを取得するのは難しくなっている。
反体制派組織「地域調整委員会」によると、シリア全土では6日も159人が死亡した。このうち最多の88人が主にダマスカス周辺の犠牲者で、日本人ジャーナリストの山本美香さんが死亡した北部アレッポでは20人、東部デリゾールでも12人が死亡した。昨年3月に民主化闘争が本格化して以降の死者数は約2万6000人に達し、周辺国には約20万人を超える難民が流出している。
シリアの各地ではいま、夜間は多くの道路が封鎖され、戦闘の発生で職場から自宅に戻れず「帰宅難民」になる人もいる。ダマスカスのある政府職員は「状況がこれ以上ひどくなったら、国外に出ることも考えなければならない」と打ち明けた。
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