したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

4949チバQ:2012/08/30(木) 21:01:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120830-00000029-mai-int
<シリア難民流入対策>トルコが「緩衝地帯」案
毎日新聞 8月30日(木)11時38分配信

 【カイロ前田英司、エルサレム花岡洋二】内戦状態に陥ったシリアからの難民流出が拡大し、隣国トルコは、シリア国内に難民を収容する「緩衝地帯」の創設を求めている。実現にはシリア軍機の飛行禁止空域の設定が不可欠になることから、シリアのアサド大統領は29日、「非現実的」と一蹴した。トルコには最大20万人の難民が殺到すると見込まれ、対トルコ武装闘争を続けるクルド人勢力が紛れて流入する恐れもあるため、トルコ当局は対応に苦慮している。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、周辺国に流出したシリア難民は計18万人以上。うち約8万人がトルコに滞在する。トルコはシリア国境付近に9カ所のキャンプを設け受け入れてきたが、シリア北部の主要都市アレッポでの戦闘激化で流入数が激増し、収容能力は限界に近づいている。

 AP通信によると既存の難民キャンプは27日には満員で、新たに押し寄せた約1万人が国境付近で足止めされた。トルコのダウトオール外相は29日の記者会見で「シリア国内での難民保護に国連の関与を期待する」と述べ、30日開催の国連安全保障理事会に「緩衝地帯」の創設を提起する意向だ。

 この案にはフランスも同調している。しかし、空軍力を投入するシリア政府軍から「緩衝地帯」を守るには飛行禁止空域の設定が不可欠で、外国軍部隊の駐留も求められる。米国などはシリアへの軍事介入に消極的で、実現は容易でない。

 アサド大統領は29日、地元テレビのインタビューで「『緩衝地帯』は敵対国家が考える非現実的な案だ」と指摘し「議題にさえなっていない」と一蹴した。激化する戦闘については「状況は改善している。ただ、勝利までにはまだ時間がかかる」と答え、「我々は地域、世界を相手に戦っている」と強調した。

 シリアでは29日も首都ダマスカスやアレッポ、北部イドリブなどで戦闘が続き、反体制派組織「地域調整委員会」によると120人以上が死亡した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板