したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

4898チバQ:2012/08/19(日) 09:46:11
>>4890-4891
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120818/erp12081823270007-n1.htm
「反プーチン」先鋭化 露バンドへの禁錮2年判決に批判広がる
2012.8.18 23:21 (1/2ページ)

17日、モスクワの裁判所での審理後、ガラスで覆われたおりの中に座る女性バンドのメンバー(ロイター=共同)
 【モスクワ=遠藤良介】ロシア正教会の総本山、救世主キリスト大聖堂で2月、当時のプーチン首相(現大統領)を批判するパフォーマンスを行った女性バンド「プッシー・ライオット(子猫の反乱)」のメンバー3人に禁錮2年の実刑判決が下され、ロシアの内外から批判の声が上がっている。判決は、5月に大統領職に復帰したプーチン氏が政権批判に厳しい姿勢で臨むことを示したといえ、反政権運動の先鋭化につながる可能性もある。

 モスクワの地区裁判所は17日、女性らが刑法の「宗教的憎悪に基づくフーリガン(暴徒)罪」を犯したとする検察側の主張を認め、3人にそれぞれ禁錮2年(求刑・同3年)を言い渡した。被告らは大統領選前の2月末、大聖堂に乱入し、覆面姿で「マリア様、プーチンを追い出して」などと歌ったとされる。

 「政治的行動であり、刑事罰にはあたらない」と訴えていた被告側は、控訴する方針だ。

 米国務省のヌランド報道官は判決について、罪に問われた行為に対して「不均衡だ」と懸念を表明。欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表も「裁判の公正さや透明さ、独立性」について疑問を呼ぶ判決だと述べるなど、欧米からは一斉に批判の声が上がっている。

 メンバー3人の勾留はすでに5カ月に及んでおり、米歌手のマドンナさんや元ビートルズのポール・マッカートニーさんら世界の著名音楽家にも即時釈放を求める輪が広がっていた。

 ロシアでは昨年末以降、大都市部を中心にプーチン支配長期化への反発が広がり、モスクワでは数度にわたって大規模な反政権デモも行われた。これに対し、プーチン政権は反政権派を標的とした抑圧的立法を矢継ぎ早に進めており、今回の判決もその流れに沿った形となった。

 反政権派の有力ブロガー、ナワリヌイ氏は今回の一件を「宗教裁判だ」と非難した上で、「政治闘争の全手段」を使って反政権運動を推し進めると語った。

 女性バンドのゲリラ・パフォーマンスには政権と正教会の癒着を批判する狙いがあったため、裁判は人口の約6割とされる正教信者の間でも議論を呼んでいる。プーチン氏が国民団結の支柱にしようと密接な関係を築いた正教が、社会の分断を深める皮肉な結果をもたらすこともあり得る。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板