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国際政治・世界事情

4882チバQ:2012/08/16(木) 22:09:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120816-00000091-mai-int
<シリア内戦>隣国レバノンでも「人質合戦」
毎日新聞 8月16日(木)21時33分配信

 【カイロ前田英司】内戦状態に陥ったシリア情勢を巡り、シリアや隣国レバノンで対立する親アサド政権派と反体制派が互いに敵対勢力を拉致し、人質に取る事件が相次いでいる。レバノンでは、シリア国内で身内を拉致された親アサド政権の有力部族が15日、レバノンにいた離反兵士団体「自由シリア軍」メンバーら20人以上を拉致。反体制派を積極支援するサウジアラビアやカタールなど湾岸4カ国は15日、レバノン滞在中の自国民に即時退去を呼びかけるなど、周辺の中東諸国にも余波が広がっている。

 ロイター通信などによると、15日の拉致事件を起こしたのはレバノン東部出身で、アサド政権を支持するイスラム教シーア派の有力部族。人質の大半はシリア人だが、トルコ人も1人含まれているという。この部族に属する男性がシリアの首都ダマスカスで反体制派に捕らえられ、14日公開された映像で「(アサド政権が後ろ盾となるレバノンのシーア派民兵組織)ヒズボラの戦闘員1500人の一員として8月初めにシリア入りした」と語った。ヒズボラや部族は男性の戦闘への関与を否定している。

 部族側は16日、男性が解放されない限り、人質はさらに増えると警告した。

 一方、反体制派は5月以降、シリア国内でシーア派のレバノン人11人やイラン人48人を相次いで拘束し、アサド政権崩壊まで「人質作戦」を継続する姿勢を鮮明にしている。

 こうした事態を受け、サウジ、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェートはレバノンに滞在する自国民に対し、即時退去を促している。レバノンは湾岸諸国の富裕層の避暑地として人気が高く、いずれもシリア反体制活動の主導勢力と同じイスラム教スンニ派。とりわけ反体制派支援の急先鋒(せんぽう)であるサウジやカタールは、拉致の矛先が自国民に向けられる事態を警戒している。今後も「人質合戦」が過熱すれば、中東諸国を巻き込んだ宗派間対立がさらに拡大する可能性もある。


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