したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

4877チバQ:2012/08/14(火) 21:38:11
http://mainichi.jp/select/news/20120815k0000m030022000c.html
アフガン:相次ぐ外国人兵士殺害 タリバンの新戦術か
毎日新聞 2012年08月14日 19時19分(最終更新 08月14日 19時34分)


アフガニスタンで警察官に射殺された兵士のひつぎを運ぶ海兵隊員ら=米東部デラウェア州の空軍基地で2012年8月13日、AP
拡大写真 【ニューデリー杉尾直哉】アフガニスタンに駐留する外国軍兵士が、基地内などでアフガン人警察官らから突然発砲を受け、殺害されるケースが相次いでいる。南部ヘルマンド州では今月10、11の両日、計6人の米海兵隊員が殺害された。14年には治安権限移譲が完了し、駐留軍のほとんどが撤収することになっており、それまでにアフガン軍・警察は独り立ちしなければならないが、逆に危険な存在になりつつある。

 ロイター通信によると、今年1月以降、アフガン治安機関要員による駐留外国軍兵らへの攻撃は26件起き、計34人が殺害された。昨年1年間の21件(死者は35人)をすでに件数で上回っている。

 これについて、元アフガン国軍の将軍で、軍事アナリストのアティクラー・アメルキル氏は「(旧支配勢力)タリバンが、これまでのような野戦やテロ攻撃ではなく、アフガン治安部隊に潜入し、内部から外国軍を破壊する作戦へと力点を移している」と指摘する。アメルキル氏によると、治安部隊に志願するアフガン人がタリバンなのかを区別するのは極めて困難で、入隊後の隊員の活動を監視する仕組みもできていないという。

 アフガニスタン駐留のNATO(北大西洋条約機構)軍のカッツ報道官は11日、相次ぐアフガン治安部隊員による攻撃について、「外国軍兵士との間の個人的な不和が主な理由」と説明した。米兵が傲慢にふるまったり、殺害された武装勢力の遺体を丁重に扱わない事例が相次ぎ、アフガン人側の怒りを買ってきたためだ。

 しかし、11日には、南部ニムロズ州で、アフガン警察の制服を着た2人が、9人のアフガン人警察官を射殺する事件が起きており、「異文化同士の『不和』だけでは説明がつかない」(アメルキル氏)との指摘もある。

 アフガニスタンでは、議会から不信任決議を突きつけられたワルダク国防相が7日に辞任に追い込まれた。ワルダク氏は、昨年夏に始まった一連の治安権限移譲をつかさどってきただけに、カルザイ政権にとり大打撃となった。

. 一方、カルザイ大統領の国家安全保障担当補佐官のスパンタ氏は12日、カルザイ政権の代表者が2カ月前にタリバンの最高指導者の右腕として知られ、パキスタンの刑務所に拘束中のアブドル・ガニ・バラダル師と接触したことを明らかにした。タリバンとの和解を探るためだが、過去3年間、刑務所内で外界と遮断された人物であり、効果は疑問視されている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板