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国際政治・世界事情

4866チバQ:2012/08/14(火) 16:09:30
http://mainichi.jp/select/news/20120813k0000e030214000c.html
エジプト大統領:軍と事前に協議し合意か 国防相解任など
毎日新聞 2012年08月13日 10時39分(最終更新 08月13日 12時32分)

 【エルサレム花岡洋二】エジプトのモルシ大統領が12日、軍トップであるタンタウィ軍最高評議会議長を更迭し、軍最高評議会が大統領権限の一部や立法権を掌握するとした暫定憲法修正を無効とした一連の決定は、軍と事前に協議して合意を得ていたとみられる。

 合意が事実なら、民政移管の前進を示唆する展開と言えそうだが、モルシ氏の出身母体の穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団と軍部はこれまで権力争いを続けており、両者の「和解」が実現するか今後の展開を注視する必要がある。

 モルシ大統領は、暫定憲法修正を無効とし、大統領が行政執行権と立法権、新憲法の主導権を握るとする大統領令を発布した。

 またタンタウィ氏が兼務していた国防相の後任に、陸軍のシシ少将を任命。アナン参謀総長(軍最高評議会副議長)も解任し、後任にシドキ司令官を昇格させた。軍幹部会である最高評議会は、正副議長にこの新任2人が就くとみられるが、権力は大きく制限される。タンタウィ氏とアナン氏は、大統領顧問に就く。

 ロイター通信によると、軍最高評議会のメンバーでこの日新任されたアサル副国防相は「(人事は)評議会内で協議した結果だ」と語った。モルシ大統領が軍の同意のうえ一連の決定をしたようにみえる。大統領は演説し「国益を考えた決定だ」と語った。

 一方、モルシ大統領は、空席の副大統領に、破棄院(最高裁に相当)幹部のメッキ判事を指名した。メッキ判事は、在任中のムバラク前大統領を批判したことで知られる。

 軍や情報機関に対しては、シナイ半島北部で5日、軍兵士16人が武装集団に殺された襲撃事件を巡り世論の批判が高まっていた。モルシ大統領は情報機関トップを更迭し、テレビでは自らが実質的な軍最高司令官だと主張。この機会を利用し、軍最高幹部の人事に着手したとみられる。

 タンタウィ氏は、ムバラク前政権で国防相を約20年務め、昨年2月のムバラク政権崩壊後は、暫定統治した最高評議会の議長として、国の最高権力者を務めた。暫定憲法修正の結果、モルシ大統領就任後も大きな権力を握っていた。


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