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国際政治・世界事情

4839チバQ:2012/08/05(日) 23:23:05
http://mainichi.jp/select/news/20120806k0000m030067000c.html
シリア:アレッポ巡り攻防激化 全土で205人死亡
毎日新聞 2012年08月05日 21時39分(最終更新 08月05日 22時03分)


政府軍と反体制派の戦闘が激化しているシリア北部の最大都市アレッポ=2012年8月4日、ロイター
拡大写真 【テヘラン鵜塚健】シリア北部の最大都市アレッポで政府軍と反体制派の戦闘が市中心部まで広がっている。4日には中心部にある国営テレビ・ラジオ局の占拠を狙う反体制派と、政府軍の間で激しい戦闘が発生。アレッポは周辺諸国から反体制派への支援が流れる拠点とされており、アサド政権は反体制派の撃退に向け、さらに攻勢を強める構えだ。

 国連総会で3日、アサド政権の非難決議案が採択されて以降も、シリア情勢が落ち着く気配はない。在英の反体制派組織「シリア人権観測所」によると、4日は市民115人を含む205人が死亡した。

 アレッポの攻防は先月21日から本格化し、双方とも決め手を欠いたまま戦闘が長期化している。政府軍は戦闘機やヘリで空爆するとともに、約2万人の兵士を投入。圧倒的に軍備が劣っていた反体制派も重火器や戦車を奪って抵抗している。さらに、国営メディアの占拠を狙っており、情報戦を有利に展開したい考えだ。

 AFP通信によるとシリア当局者は4日、「アレッポではまだ戦闘が始まっていない。これまでは準備にすぎない」と語り、政府軍がさらに兵力を増強する可能性がある。

 アレッポは人口約200万人。地中海貿易の拠点ラタキアに近く、トルコやイラクなど周辺諸国につながる陸路が交差するため、古代から重要な交易拠点として栄えた。

 アサド政権を支えるイスラム教アラウィ派に対し、アレッポ住民の大半はスンニ派。キリスト教徒も人口の約1割を占め、従来「反アサド色」は強いとされる。一方、アレッポ南西にはアサド一族の出身地カルダハがあり、アサド政権は威信をかけて、アレッポを支配下に収めたい考えだ。

 また、ロイター通信によると、アサド政権に反対するトルコはサウジアラビアやカタールと協力し、シリア国境から約100キロ離れたトルコ南部アダナに、反体制派支援のための秘密司令部を設置。この拠点を含めトルコ経由で多くの支援がアレッポの反体制派に流れているとみられる。

 リビアでは昨年、第2の都市ベンガジが反体制派の拠点となり、首都への攻勢が強まり、カダフィ政権の崩壊につながった。シリアのアサド政権もリビアの例を念頭に、アレッポが反体制派の拠点化するのを強く恐れている模様だ。


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